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FAがバーンズに処分科さず。マティッチはカップ戦決勝を欠場

text by 編集部 photo by Getty Images

FAが悪質タックルのバーンズに処分科さず。マティッチはカップ戦決勝を欠場
FAはバーンリーFWアシュリー・バーンズに対する処分は科さないことを発表した【写真:Getty Images】

 FA(イングランドサッカー協会)は23日、バーンリーのFWアシュリー・バーンズに対する処分を科さないことを公式ツイッターで発表した。

 バーンズは21日に行われたチェルシー戦(1-1のドロー)でMFネマニャ・マティッチに対して足の裏で危険なタックルを見舞い、大きな議論となっていた。その他にもDFブラニスラフ・イバノビッチに対する危険なプレーがあったが、同選手がこの試合で警告を受けることはなかった。

 FAは「多くのボールへのチャレンジは審判が見ており、それらを振り返ることはない。振り返る時は、審判が見てない出来事、例えば選手を蹴ったり踏みつけたりした場合です。多くの場合、試合における“再判定”を避けるためにも、審判の判定を尊重した方が良いでしょう。そのため、バーンズのプレーは審判によって見られていたため、処分はありません」と公表している。

 つまり、この試合の主審を務めたマーティン・アトキンソンがバーンズのタックルを確認した上でノーファールと判定したため、これを覆すことはないということになる。

 チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督も「マティッチのキャリアを終わらせていたかもしれない」と、このプレーを強く非難していた。

 このタックルに激怒したマティッチはバーンズを突き飛ばしてしまい、レッドカードを受けて一発退場となった。チェルシーはFAに対して抗議文を提出しているが、3月1日に行われるキャピタルワン・カップの決勝、トッテナム戦は出場停止となることは間違いなさそうだ。

 また、この抗議文が棄却された場合、マティッチはウェストハム(アウェイ)、サウサンプトン(ホーム)とのリーグ戦も出場停止となる。

【了】

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