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ヴェンゲル監督、先制弾で復調の兆しを見せたジルーを高評価。チームの完封勝利にも安堵

text by 編集部 photo by Getty Images

ヴェンゲル監督、先制弾で復調の兆しを見せたジルーを高評価。チームの完封勝利にも安堵
アーセナルのFWジルー【写真:Getty Images】

 アーセナルを率いるアーセン・ヴェンゲル監督は、1日に行われたプレミアリーグ第27節のエバートン戦で、チームがモナコ戦の大敗を払拭する完封勝利を収めたことに喜びを表している。

 2月25日に行われた欧州チャンピオンズリーグの試合で、6度の決定機を外し、60分に交代を命じられたFWオリビエ・ジルーは、日曜のゲームで先制ゴールを挙げる活躍を見せた。チームは2-0の勝利を収め、リーグ戦ホーム7連勝を飾っている。

 英紙『デイリー・メール』でヴェンゲル監督は「ジルーは良い反応を見せた。得点を決めただけではなく、最後まで足を止めなかった。彼をこのチームにおいておきたいと思う理由のひとつはそれだ。自分の過ちを認識し、そこから這い上がる強さがある。

 チームはモナコ戦のショックから立ち直り、集中したパフォーマンスと勝者のメンタリティーを見せることができた。こういった状況でチームがどのような好反応を示すかは常に興味深いものだね。今日は守備のパフォーマンスにかなり焦点を当てていた。水曜の試合から立ち直るには失点をしないことが一番だからね。

 プレミアはいい感じできている。マンチェスター・ユナイテッドやリバプールとはシーズン終盤まで激しいトップ4争いを繰り広げるだろう。我々は今日のような試合で見せた集中力を維持し続けることが重要だ」と語った。

 英紙『デイリー・ミラー』でジルーは「ヴェンゲル監督は自分に信頼を取り戻すためのチャンスを与えてくれた。我々は一歩ずつ物事を解決していかなければならない。目の前の試合に集中して、今まで取り組んできたことを持続させていきたい」と復調の兆しを見せた。

 エバートンに勝利したアーセナルは勝ち点51に伸ばし3位に浮上。次節は水曜に行われ、QPRとのアウェイ戦に臨む。

【了】

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