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途中出場で2得点のウイルソン「何かしてやろうと思っていた」

text by 編集部 photo by Dan Orlowitz

途中出場で2得点のウイルソン「何かしてやろうと思っていた」
ウイルソンは約10分で2得点【写真:ダン・オロウィッツ】

【ベガルタ仙台 2-0 モンテディオ山形 J1第1節】

 2015シーズンJ1開幕戦が7日に行われ、ベガルタ仙台はモンテディオ山形との「みちのくダービー」を2-0で制した。

 この試合に途中出場し、わずか10分で2得点を挙げてチームを勝利に導いたウイルソンは試合後、「チームのために何かしてやろうという気持ちで入った。2得点を決められたことは本当にうれしいし、チームに貢献できたこともうれしい」と勝利の喜びを語る。

 自身の1点目について「相手より先にニアへ走ることを考えていた」と述べたが、まさにその通りの形で見事な一撃を決めて見せた。

「梁さんが最後まであきらめずに頑張ってくれて、いいパスを出してくれて、自分がいいポジションに立っていたことで決められたゴール」と話し、自分でも納得のいくゴールだったようだ。

 さらに2点目についても「キン(菅井直樹)の素早いプレッシャーの後にいいパスをもらって、自分が落ち着いて相手のGKをかわして決めることができた」とチームメイトへの感謝を強調した。

 自身の活躍でチームを危機から救ったウイルソンは「(ゴールを)決めた瞬間サポーターも皆喜んでいたし、チームメイトもみんな僕のところに来て喜んでいたので本当に嬉しかった。これからももっと決めていきたい」と意欲にあふれている。

 仙台の次戦は13日の柏レイソル戦だ。ACLの影響で変則的な日程となるが、今日の勝利を弾みにアウェイで開幕2連勝を目指す。

【了】

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