ヘルタ・ベルリンに所属するMF細貝萌の名前が今夏の放出候補に挙がっている。現地時間30日のドイツ紙『キッカー』が報じている。

　ヘルタは現在27人の選手を抱えており、レンタル移籍を合わせるとその数はさらに増える。残留争いを繰り広げるチームにおいて、来季のことを考えれば今夏には数名の選手が放出されるだろうと同紙は予想。

　その中で、パル・ダルダイ監督に代わって以降、ベンチ外の続く細貝もMFロニー、DFヨン・ハイティンハらと共に放出候補と見られているようだ。

　昨季はチームでMVP級の働きを見せ、ヨス・ルフカイ前監督からも信頼の厚かった細貝。しかし、今季はパフォーマンスが悪く、ダルダイ監督の就任以降は2試合途中起用、1試合ベンチに入りしたのみで、22節を最後にベンチから外れている。

　細貝のことは監督も認めているが、本来のパフォーマンスが戻らず現在は4番手としか見られていない。

　2017年までヘルタと契約を結ぶ細貝だが、苦境に立たされている。
　
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