ピッチでの不調が続く一方で、イギリス記録の移籍金でマンチェスター・ユナイテッドに加入したアンヘル・ディ・マリアは、ピッチの外で成功を収め続けている。

　スランプに陥ったことでルイス・ファン・ハール監督のチームでスタメンから外されたディ・マリアだが、今季はプレミアリーグのほかのどの選手よりも多くユニフォームが売れているのだ。

『SportsDirect.com』のデータによると、ディ・マリアのユニフォームは9.59%のシェアとなっており、同じくプレミアリーグ初参戦組のアレクシス・サンチェスやジエゴ・コスタよりも多く売れている。

　アーセナルのスターとなったサンチェスが2位で3.8％、3位がチェルシーのストライカーであるD・コスタで2.27％のシェアだ。

　ユニフォームの売り上げのトップ10には、ユナイテッドの選手が5名ランクインしている。ディ・マリアのほかは、ダビド・デ・ヘア（2.16％）、ウェイン・ルーニー（2.09％）、ラダメル・ファルカオ（1.99％）、ロビン・ファン・ペルシ（1.20）が上位に名を連ねている。

　ユナイテッドはファン・ハール監督の下でもタイトル争いに苦しんでいるが、それでもイギリスで最も好まれるチームに変わりないことを示した形だ。

　チェルシーではD・コスタ以外にエデン・アザール（2.10％）がトップ10入り。リバプールとマンチェスター・シティは、スティーブン・ジェラード（1.76％）、セルヒオ・アグエロ（1.46％）と1名ずつだ。

　だがトップ10以外ではサプライズもある。ニューカッスルの新星アヨセ・ペレスが、セスク・ファブレガス、ハリー・ケイン、ラヒーム・スターリング、ヤヤ・トゥーレといったスターたちを押しのけ、全体の11位にランクインしている。

【ユニフォームの人気ランキング　トップ10】

1位　アンヘル・ディ・マリア（7）　9.59％
2位　アレクシス・サンチェス（17）　3.80％
3位　ディエゴ・コスタ（19）　2.27％
4位　ダビド・デ・ヘア（1）　2.16％
5位　エデン・アザール（10）　2.10％
6位　ウェイン・ルーニー（10）　2.09％
7位　ラダメル・ファルカオ（9）　1.99％
8位　スティーブン・ジェラード（8）　1.76％
9位　セルヒオ・アグエロ（16）　1.46％
10位　ロビン・ファン・ペルシ（20）　1.20％
※（）内は背番号

【了】

（※）本記事はインデペンデント紙との独占契約により、Football.Blueが日本での配信を行っています。