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バーンリーの残留を願うヴェンゲル監督「最下位近くにいる窮状は驚き」

text by 編集部 photo by Getty Images

バーンリーの残留を願うヴェンゲル監督「最下位近くにいる窮状は驚き」
アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督【写真:Getty Images】

 プレミアリーグ第32節が11日に行われ、バーンリーをアウェイで破ったアーセナルは連勝を8に伸ばした。

 試合後、アーセン・ヴェンゲル監督はバーンリーの戦いぶりを称賛している。英紙『デイリー・メール』が伝えた。

「今日彼らのパフォーマンスを見たとき、最下位近くにいる窮状に驚いた。バーンリーはすばらしい団結と組織力を見せていた」

 こう対戦相手を称賛したヴェンゲル監督は、「バーンリーが降格したら気の毒だ。私は彼らがチェルシーやマンチェスター・シティのようなチームから勝ち点を獲得している理由が理解できる」と直近11試合で1勝しかしていないチームを気遣った。

 一方で、ヴェンゲル監督はシーズン終盤の優勝争いに目を向けている。「我々はこれから6つのビッグゲームを戦うが、今季はゴールを決められるということを見せてきた。ナイーブにはなっていない。我々には成功するための貪欲さがある」と首位チェルシー打倒に自信をのぞかせている。

 そのチェルシーとは26日に直接対決を迎える。ヴェンゲル監督は「外の世界の人々は我々が最後の7試合で何もできないと思っているだろう。だが、ぶざまな時間を過ごしている我々以外のチームは、次の試合で我々以上にその感情を抱くことになるだろう」と勝利に意欲を燃やしている。

 アーセナルは18日にレディングとFA杯準決勝を戦った後、26日に首位チェルシーと優勝の行方を左右する大一番に臨む。

【了】

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