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ペジェグリーニ、2季ぶりダービー敗戦も「将来には影響しない」

text by 編集部 photo by Getty Images

ペジェグリーニ、2季ぶりダービー敗戦も「将来には影響しない」
シティを率いるペジェグリーニ監督【写真:Getty Images】

 イングランド・プレミアリーグ第32節が12日に行われ、マンチェスター・シティはアウェイでマンチェスター・ユナイテッドと対戦した。

 シティは先週末クリスタル・パレスにまさかの敗戦を喫し4位に転落。一方、アストン・ヴィラに勝利した好調ユナイテッドは、5連勝を達成し、3位に浮上した。シティは今回のマンチェスター・ダービーで勝ち点1差で追うユナイテッドを倒し、2012年から続く連勝記録を伸ばせるかに注目が集まる。

 試合が始まると、シティが開始早々にFWアグエロのゴールで先制する。しかし、得点から6分後にMFヤングの同点弾が生まれると、流れは完全にユナイテッドへ。前半のうちにMFフェライニのゴールで逆転を許し、後半にもMFマタとDFスモーリングの得点で突き放されたシティは、2-4で敗れた。

 英メディア『スカイ』でマヌエル・ペジェグリーニ監督は「今日の試合結果は私の将来に影響を与えるほど重要なものではない。このまま働き続けるさ。残り6試合はできるだけ高い順位で終えることを目標にプレーしなければならない。今の私に重要なのはそれだけだ。

 ユナイテッドは我々が優勢だった前半20分以降からとても良いプレーをした。シティは先制ゴールを奪い、その後も2、3度得点機があった。しかし、それらを決めきることができず、相手は勢いを増していった。我々は最初の20分間で機能していたやり方を持続させることができず、マーキングの効力を失った。ユナイテッドのような非常にタフな相手にそれを続けることは難しかった」と試合後に語った。

 試合を決定付けたマタの3点目がオフサイドだった可能性を聞かれると「審判の決定を分析したくはない。あのゴールはおそらくオフサイドだったが、試合の中で起きる出来事の一部に過ぎない。その種の失点で負けたゲームは他にもあった。我々が自分たちのミスから失点をかさねたことや、試合序盤の決定機を決められなかったことの方が問題だ」と敗因は別にあることを強調した。

 この敗戦によってシティはアウェイゲーム3連敗。ここ公式戦8試合で6敗目を喫している。また、2012年12月から続いていたユナイテッド戦の連勝記録も4で止まった。次節はアストン・ヴィラをホームに迎える。

【了】

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