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リバプール、去就問題に揺れるスターリングが先制弾。連敗を止める

text by 編集部 photo by Getty Images

リバプールニューカッスル

先制点のFWラヒーム・スターリング【写真:Getty Images】

【リバプール 2-0 ニューカッスル プレミアリーグ 第32節】

 イングランド・プレミアリーグ第32節が13日に行われ、リバプールはホームでニューカッスルと対戦した。

 リーグ13試合負けなしでチャンピオンズリーグ(CL)出場権も見えていたリバプールだったが、マンチェスター・ユナイテッド、アーセナルに連敗を喫し、再び厳しい状況となってしまった。まずは連敗を止めたい一戦で迎えたのは現在4連敗中のニューカッスル。

 試合は1989年に起きたヒルズボロの悲劇の犠牲者に対する黙とうから始まった。

 開始直後はニューカッスルがペースを握ったかに思われたが、9分にリバプールが先制する。右サイドのパス交換からサイドチェンジ。PA内で受けたスターリングが中央へ切れ込みシュート。これが見事に決まり1-0となり、早々とリードを奪うことに成功した。

 先制したリバプールはその後、ペースを完全に奪い返し追加点を決めにかかる。

 リバプールがニューカッスルゴールに何度も襲い掛かるが、GKクルルの好セーブもあり追加点は奪えない。

 ニューカッスルも何度かチャンスを迎えるが、枠をとらえられず同点とはならなかった。

 前半はこのままスコアは動かず、1-0のリバプールがリードで折り返した。

 後半は開始からニューカッスルが積極的に攻めに出る。しかし、得点は奪えず、逆に58分にリバプールに決定的なチャンスが訪れる。しかし、これをスターリングが外してしまう。

 どちらもチャンスを決めきれないまま時間が過ぎていく。

 しかし、70分にリバプールに追加点が生まれる。CKのクリアボールを拾ったリバプールは、再びクロス。中央のアレンがヘッドで合わせようとするも、触れずニューカッスルのDFへ。しかし、予期せぬボールが来たのかこれを処理できず、再びアレンの下にボールがはね返った。これをアレンが難なく決めてラッキーな追加点となった。

 2点を先行されたニューカッスルだったが、83分にシッソコが退場。

 このままリバプールが2点を守りきり勝利。リーグでの連敗を「2」で止め、19日におこなわれるFA杯準決勝のアストンビラ戦に臨む。

【得点者】
9分 1-0 スターリング(リバプール)
70分 2-0 アレン(リバプール)

【了】

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