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G・ネビル、ファン・ハール最大の功績は「モウリーニョを生み出したこと」

text by 編集部 photo by Getty Images

G・ネビル、ファン・ハール最大の功績は「モウリーニョを生み出したこと」
モウリーニョ監督(左)とファン・ハール監督【写真:Getty Images】

 マンチェスター・ユナイテッドOBでイングランド代表コーチのガリー・ネビル氏が、古巣クラブを率いるルイ・ファン・ハール監督の功績について持論を展開している。

 6連勝中のユナイテッドは、現地18日にスタンフォード・ブリッジで行われるプレミアリーグ第33節で首位チェルシーと対戦する。1997年から3年間バルセロナを率いたファン・ハール監督は、当時クラブのアシスタントコーチを務めていたジョゼ・モウリーニョに監督になることを勧めた人物としても知られ、モウリーニョ監督は同監督に対する尊敬と感謝の意をたびたび公言している。今週末の一戦は師弟対決として注目が集まっている。

 英紙『テレグラフ』でG・ネビル氏は「ファン・ハールは友人がこれまで達成してきたことに誇りをもっているだろう。彼の最大の功績は新しい監督(モウリーニョ)を生み出したことだ。記者からの質問にも同じ回答をする彼の姿が想像できる」とコメント。

 両クラブが勝ち点8差(チェルシーは1試合未消化)で迎える試合の展望については「明確な理由もないのに監督同士が戦術にこだわって相手を倒そうするのはあまり好きではない。しかし、今回は両者のチームに与える影響力が勝敗を分ける一戦になると思う。

 モウリーニョはマルアン・フェライニの対策としてジョン・オビ・ミケルかクルト・ズマを中盤で起用するだろう。セスク・ファブレガスを低い位置で使わず、ジエゴ・コスタを欠いた状態であれば、ユナイテッドが60-65%のボール支配率をもつと思う。うまくハマればユナイテッドが大勝する可能性もある」と言及した。

【了】

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