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ポグバ、カラスコ、ディバラ…。大物代理人ライオラが欧州サッカーの未来を語る

text by 編集部 photo by Getty Images

ポグバ、カラスコ、ディバラ…。大物代理人ライオラが欧州サッカーの未来を語る
大物代理人ミーノ・ライオラが欧州サッカーの未来を語る【写真:Getty Images】

 ズラタン・イブラヒモビッチ、ポール・ポグバ、マリオ・バロテッリ、ロメル・ルカク…。数々のスター選手をクライアントに抱える大物代理人ミーノ・ライオラが、欧州サッカーの未来を語った。20日、イタリア紙『ラ・スタンパ』が報じている。

 ライオラ氏が担当する選手の中で、今最も注目されているのがユベントスのフランス代表MFポール・ポグバだ。22歳の若さながら衝撃的なプレーを連発し、獲得を狙わないビッグクラブは存在しないといっても過言ではない。

 現在、2019年まで契約を結んでいる同選手。しかし、同氏は「適切なオファーがあれば移籍は実現する」と語っている。一方で、ポグバが新たなジネディーヌ・ジダンになれるかという質問に関しては、「移籍するのであれば様子をみる必要がある」と環境の重要性を強調した。

 ポグバが所属するユベントスは今季チャンピオンズリーグで躍進を続けており、準々決勝1stレグではモナコを1-0で下し準決勝進出に近づいている。同クラブが優勝できる可能性についてライオラ氏は「なぜ無理なんだ?」と疑いを抱いてはいない。

 そのユベントスが狙う新たなスター候補生がパレルモのFWパウロ・ディバラだ。21歳のアルゼンチンアタッカーは今季セリエAで13ゴール10アシストと大ブレイク中。ユーベはパリ・サンジェルマンのウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニにも興味を抱いているが、ライオラ氏は「ディバラの方が良い。カバーニは高すぎるね」と、若手FWに太鼓判を押した。

 また、世界の”怪物候補生”について聞かれると、アヤックスの16歳FWドニエル・マレンの名を挙げた。

 一方で、ライオラ氏は引き続きモナコのリーグ・アンからの脱退を推奨しており、「彼らはイタリアに来るべきだ」と話している。同氏によれば、モナコのMFジョフレー・コンドグビアとMFヤニック・フェレイラ・カラスコを高く評価しているようだ。

 最後にライオラ氏は「イタリアにも偉大な選手はいる」とセリエAのクラブに助言をした。

「(ミランユースのGK)ジャンルイジ・ドンナルマを獲得すべきだ。アヤックスやアトレティコ・マドリーであれば既にトップチームでプレーする逸材だよ」

【了】

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