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【海外メディアはこう見た】アーセナルvsチェルシー

text by 編集部 photo by Getty Images

後半も鉄壁の守備を見せるチェルシー

 後半開始時点の順位表。このまま終了すれば、アーセナルはチェルシーの次節優勝を阻止できるが、勝ち点差を縮めることも出来ない。


 
 チェルシーは後半からストライカーのドログバを投入する。一方、オスピナと衝突したオスカルがベンチに下がった。


 
 ドログバはアーセナル戦11試合で8得点と相性の良さを誇る。


 
 英紙『デイリー・ミラー』のジョン・クロス記者は「アーセナルファンにとっては恐怖の光景だ。ディディエ・ドログバがハーフタイムの間ピッチ上でウォーミングアップしている」とコメント。やはりアーセナルファンにとってドログバは要注意人物のようだ。


 
 モウリーニョ監督はハーフタイムにオスカル交代の理由を「脳震とうの可能性がある。彼は病院へと向かったよ」と説明している。


 
 ライバル相手に負けられないアーセナルは猛攻を仕掛けるも、チェルシーの主将テリーが体を張って跳ね返す。『タイムズ』紙のオリバー・ケイ記者は「テリーはチェルシーで再び活躍している。プレーヤー・オブ・ザ・イヤーの6人のリストに入らないなんてバカげたことだ。彼はトップ3に入るべきだ」とベテランDFの活躍を称賛している。


 
 マクナルティ氏は「アーセナルファンはチェルシーの“歴史がない”ということを批判したが、チャントとしては無茶なことだ」とアーセナルファンのチャントに苦言を呈した。


 
 試合終了直前、セスクはズマとの交代でピッチを後にする。試合中はブーイングを受けていた同選手だが、かつてはキャプテンを務めた選手に対し、一部のアーセナルファンは拍手を送った。


 
 結局両チームにゴールを生まれず、注目の一戦はスコアレスドローとなった。

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