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【海外メディアはこう見た】アーセナルvsチェルシー

text by 編集部 photo by Getty Images

優勝へと近づいたチェルシー。アーセナルは差を縮められず

 試合終了後の順位表はこちら。両チームの勝ち点差は「10」のまま変わらず。アーセナルはライバルとの差を詰めることが出来なかった。


 
 カー氏は「チェルシーの10ポイント差は明確だ。“退屈”だろうとそうでなかろうと、彼らがプレミアリーグでベストなチームだったことを人々はどのように議論するのだろう?」とチェルシーが今季のベストチームであったことを主張。


 
 チェルシーの守備陣はテリーを中心に粘り強いディフェンスを見せた。


 
 主将としてディフェンスを統率したテリーは「数字上は決まった訳ではない。私達はほぼ手中には収めているが、タフな試合が残っている」と気を引き締める。


 
 チェルシーの守備を重視した戦いに“退屈だ”という野次を飛ばしたアーセナルファンに、モウリーニョ監督は「退屈なのは10年間プレミアリーグのタイトルがないことだ」と強烈なお返し。


 
 勝ち点1を得るに留まったアーセナルのラムジーは「今日勝てなかったことはフラストレーションが溜まる。僕達はもっと出来たはずだ。次の試合はハルだ」と次節に向けて切り替える。


 
 一方、チェルシーのアスピリクエタは「1ポイントを積み重ね、また1歩近づいた。チームはよくやったよ」とチームの健闘を称え、PFAのベストイレブンに選ばれたチームメイトを祝福した。


 
 試合後に発表されたPFAのプレーヤー・オブ・ザ・イヤーにはアザールが受賞した。


 
 フットボールチャンネルによるマッチレポートはこちら。


 
 チェルシーは次節のレスター戦(アウェイ)、その次のクリスタル・パレス戦(ホーム)で勝利すれば5シーズンぶりのプレミアリーグ優勝が決定する。

【了】

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