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アッレグリ監督、ダービー逆転負けでV4足踏み「忍耐が必要だった」

text by 編集部 photo by Getty Images

アッレグリ監督、ダービー逆転負けでV4足踏み「忍耐が必要だった」
ユベントスを率いるアッレグリ監督【写真:Getty Images】

 イタリア・セリエA第32節が26日に行われ、ユベントスはアウェイでトリノと対戦した。

 ユベントスは前半、MFアンドレア・ピルロが芸術的な直接FKを決め、先制点を奪う。しかし、45分にDFマッテオ・ダルミアンのゴールで同点に追いつかれると、58分にもFWファビオ・クアリアレッラに押し込まれ、2-1の逆転負けを喫した。

 伊メディア『スカイ・スポーツ』でユベントスを率いるマッシミリアーノ・アッレグリ監督は「最近の試合と比べれば、パフォーマンスは上々だった。我々はフィニッシュのところで少し運がなかっただけ。3回もバーに当たったからね。勝てなかったのは残念だが、チームは勝利に値したと思う。

 我々はリードを奪ってから避けられたはずのミスを犯してしまった。相手が引いて守るなか、ただボールを回すだけに終始してしまい、何も起こせなかった。我々はトリノのカウンターに屈してしまい、それをやらせてはいけなかった」と分析。

 また、DFアンドレア・バルザーリ、DFジョルジョ・キエッリーニ、FWカルロス・テベスをターンオーバーで先発から外したことについては「それが敗戦の理由だとは思わない。我々はリードしていたにもかかわらず、前掛かりになっていた。必要だったのは忍耐力であり、相手をおびき寄せるようなプレーが求められた。

 3日ごとに試合を行えば、ボールをキープしたりエネルギーを温存することも重要だ。今日の2失点は腹立たしい。だが、今シーズンの序盤に調子が悪いときは終了間際にゴールを決めたりもしていた。フットボールは説明がつかないものだ」と試合運びに問題があったことを強調した。

【了】

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