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ファン・ハール、エバートン戦の完敗認める「練習から嫌な予感してた」

text by 編集部 photo by Getty Images

ファン・ハール、エバートン戦の完敗認める「練習から嫌な予感してた」
ユナイテッドを率いるファン・ハール監督【写真:Getty Images】

 イングランド・プレミアリーグ第34節が26日に行われ、マンチェスター・ユナイテッドはアウェイでエバートンと対戦した。

 前節、首位チェルシーに0-1で敗れたユナイテッドは、直近5試合負けなしの好調エバートンに苦戦を強いられてしまう。開始早々にMFジェームズ・マッカーシーに先制点を許すと、35分にセットプレーからDFジョン・ストーンズに、74分にはFWケビン・ミララスにゴールを奪われ、全く良いところなく0-3で完敗した。

 英メディア『スカイ』で試合後のインタビューに応えたユナイテッドのルイ・ファン・ハール監督は「両チームの攻撃性やモチベーションを比較したとき、相手はこの試合を勝利することに飢えていた。我々が彼らと同じように戦えたとは思えない。エバートンのファイティングスピリットが上だった。先制されて厳しい状況に追い込まれた。

 私とコーチ陣はすでに嫌な予感がしていた。ウオーミングアップがいつもとは違う様子だったからね。試合が始まる直前は選手たちを鼓舞しなければならない。だが、今日はそれが遅すぎた。 

 先制点を許す展開にしてしまえば、彼らはとチェルシーが証明したように我々を守り切るができてしまう。自陣でコンパクトにプレーされれば、後半にチャンスを作ることはできない。我々が勝利するには得点が必要だ」と後味を悪さを語った。

 2連敗のユナイテッドは依然チャンピオンズリーグ出場圏内をキープしているものの、ここにきてMFマルアン・フェライニを中心とした攻撃陣の勢いに陰りが見え始めている。指揮官は残り5試合でチームを立て直し、勝ち点7差のリバプールを振り切ることが出来るだろうか。

【了】

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