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スクデット4連覇達成のアッレグリ「守備の構築は容易ではない」

text by 編集部 photo by Getty Images

スクデット4連覇達成のアッレグリ「守備の構築は容易ではない」
胴上げされるアッレグリ監督【写真:Getty Images】

 ユベントスは現地2日に行われたセリエA第34節でサンプドリアを1-0で下し、4年連続31回目の優勝を決めた。

 前半32分にMFアルトゥーロ・ビダルの決勝点で勝利を収めたユベントスがスクデット4連覇の快挙を成し遂げた。クラブは昨季、アントニオ・コンテ前監督の下で年間勝ち点102を達成。ミランを解雇されたマッシミリアーノ・アッレグリ監督が後任になったことを懸念する声もあったが、最終的にはチームを進化させてリーグを独走した。

 伊メディア『スカイ・スポーツ』でアッレグリ監督は「一部の人々はユベントスが4バックを導入するのは難しいと主張していた。イタリアでも屈指のCBが揃っているかね。だが、彼らはクオリティーがあり、戦術理解にも長けている。4連覇はとてつもない偉業だ。この旅を支えてくれた全ての人に感謝している。

 我々はシーズンの最初から最後まで頂点に立ち続けた。このチームは伝統や特徴を失うようなことがない。私は1-0で勝利することを好んでいる。守備が強いというのは恥ずかしいことではない。良い守備を形成することは良い攻撃を組み立てることと同じくらい難しいことなんだ」とコメント。

 また、優勝のセレブーションについては「火曜にはチャンピオンズリーグが控えている。良いパフォーマンスをするためには大袈裟ににしないことだ。また180分間戦わなければならないんだからね。決勝に進むことを認識する必要がある。チャンスの数は問題ではない。重要なのは辿り着こうとする強い気持ちなんだ」と欧州でのタイトル獲得に向けて既に気持ちを入れ替えていた。

【了】

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