【ユベントス 2-1 レアル CL 準決勝 1stレグ】

　チャンピオンズリーグ（CL）準決勝1stレグが現地時間5日に開催され、ユベントスはレアル・マドリーとホームで対戦して2-1で勝利している。

　試合後、ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、「選手たちに非常に満足している」と昨季王者を撃破したチームを称賛した。

　試合について「CL準決勝であり、特にマドリーとの対戦は容易ではなかった」と、強豪を相手に苦労して掴み取った勝利に安堵している。

　さらに「我々は自信を持ってプレーし、前半はレアルに多くのチャンスを与えず、可能限り良いプレーをした。（アディショナルタイムの）ジョレンテのチャンスは惜しかったが、マドリーに勝てたことは満足している」と、まずは勝利できたことを喜んだ。

　セリエAで4連覇を果たし、良い状態で臨んだ同試合だが「CLは特別であり、セリエAとは違う。冷静さと成熟度が必要だ」と語り、「90分プレスをかけ続ける事が出来れば、10点は取れるだろう。しかし、それは不可能に近い。だから、ゲームを読む力、スローダウンする場面とチャレンジする場面を見分けることが必要」と考えている。

　その上で、「このチームはそれを改善して見せた。選手たちは試合をコントロールし、パスを回していた。特に前半はマドリーMFの間を素早く回せていた」と振り返り、「本当によくやった。今日のチームのパフォーマンスには満足している」と、改めて選手たちを称賛した。

　リーグも優勝が決まり、あとはCLに集中できる。アッレグリ監督は「我々はマドリードで戦う準備ができる」と、2ndレグに目を向けている。

【了】