チャンピオンズリーグ（CL）準決勝・1stレグが現地時間6日に行われ、バルセロナはホームでバイエルンと対戦して3-0で快勝した。

　ルイス・エンリケ監督は試合後、記者会見で「決勝戦へと近づく完璧な結果だ。プレーだけではなく全てにとても満足している」と、喜びを示した。

　チームの守備面については「ペップ監督は彼のフットボールの哲学を貫こうとしたけど、相手のゴールチャンスはほとんど思い出せない」と語った。

　2得点を決めたFWリオネル・メッシに関しては「日々驚かされる。必要とする野心をまだ持っている。あなた達（マスコミ）は週末しか見ていないが、我々は毎日見ている。別次元のプレーヤーだ。ゴールだけではなく、守る為にどれだけ走ったことか」と絶賛した。

　なお3点目を決めたFWネイマールについては「彼は私にとって既に良いパフォーマンスを示した1シーズン目から偉大な成長を遂げた」と褒めたたえるも「今日はチーム全体の姿勢が気に入った。今日やシーズン中のようなチームプレーをすればどの試合にも臨める」と、自信を示した。

　3-0で制したにも拘らず2ndレグの臨み方に「迷いは無い。ミュンヘンに勝ちに行く。別のアプローチは無い。サポーターの応援の下で彼等はより強くなるだろう」と、冷静を装った。

「既に決勝進出が決まったとは思わない。一度あるチームが3-0でハーフタイムを迎え、最終的に負けた決勝戦を憶えている。バイエルンが準々決勝でポルトに対してやったことも自覚している」

　ポゼッションはいつもの様に長い間維持できなかったが「相手の陣地で支配していたポゼッション率を知りたい。そこではとても良くできたと思う」と述べた。

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