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ミラン買収騒動でインモービレ獲得の噂が再燃。資金確保で金銭問題クリアか

text by 編集部 photo by Getty Images

ミラン買収騒動でインモービレ獲得の噂が再燃。資金確保で金銭問題クリアか

再びミラン移籍の噂が再燃したFWチーロ・インモービレ【写真:Getty Images】

 MF本田圭佑の所属するACミランの株式がタイ人資本家ビー・テチャウボン氏に売却されることが濃厚となってる中で、MF香川真司の所属するボルシア・ドルトムントのFWチーロ・インモービレ獲得の噂が再燃している。現地時間9日のドイツ紙『ビルド』が伝えている。

 中国資本参入の噂もあったが、ビー氏による独占協定が結ばれたことで買収騒動が一旦落ち着きをみせているミラン。新たな投資家に引き継がれることが間近に迫っていると見られ、その資金力で早速元セリエA得点王を獲得しようという話が出ている。

 以前にもミランがインモービレ獲得に動いたという話はあったが、2019年までドルトムントと契約を結ぶ同選手の移籍金1500万ユーロ(約21億円)がネックとなっていた。

 さらにインモービレとその代理人も移籍を否定していたため、しばらく噂が立つことは無くなっていた。

 しかし、資金を得る予定のミランとインモービレ獲得を望んだユルゲン・クロップ監督が退任となるため、事態は再び急変しているようだ。

 ドルトムントは、来季に向けてのチーム構成を次期監督のトーマス・トゥヘル氏と話し合っていると言われ、補強の噂も出てはいるが、FW獲得の話は今のところ出ていない。

 また、ヨーロッパリーグ(EL)出場可否で、来季の予算も変動すると見られ、それによって大きく補強プランも変わると予想される。

 インモービレの去就もEL出場に左右されるのか、それとも無条件でイタリアに戻るのか。

【了】

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