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安藤vs大儀見はドロー。三つ巴の優勝争いは岩渕所属のバイエルンFが勝利

text by 編集部 photo by Getty Images

安藤vs大儀見はドロー。三つ巴の優勝争いは岩渕所属のバイエルンFが優勝

三つ巴の優勝争いはバイエルンFが制す【写真:Getty Images】

【フランクフルト 1-1 ヴォルフスブルク ブンデスリーガ女子 最終節】

 ドイツ・ブンデスリーガ女子の最終節が現地時間10日に開催され、なでしこジャパンのFW安藤梢の所属する1.FFCフランクフルトは、同代表のFW大儀見優季の所属するヴォルフスブルク・フラウエンと対戦した。

 勝ち点「54」で首位を走るヴォルフスブルクFは、同試合に勝てば無条件でリーグ優勝が決まる試合。しかし、3位のフランクフルトも勝ち点差「2」で追っており、勝てば他会場の結果次第で優勝、逃したとしても来季の女子チャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得できるだけに、両者ともに負けられない試合となった。

 安藤、大儀見ともにベンチからスタートとなった試合は、前半6分にホームのフランクフルトが先制する。

 攻撃の形が作れないヴォルフスブルクは、チャンスがないまま前半を折り返した。

 ハーフタイムの時点で勝ち点差「1」でヴォルフスブルクFを負うFW岩渕真奈の所属するバイエルン・ミュンヘン・フラウエンが2点のリード。この時点で首位バイエルンF、フランクフルト、ヴォルフスブルクFとなっていた。

 自力優勝を決めたい、ヴォルフスブルクFは後半から積極的に仕掛け54分に同点とする。

 引き分けでは納得のいかない両チームだったが、一進一退の攻防が続き得点が奪えない。72分にフランクフルトは安藤、ヴォルフスブルクFは大儀見を投入。2人のなでしこに得点の望みをかける。

 フランクフルトは終了間際にカウンターから安藤が抜け出しシュート放つも枠をとらえられず。ヴォルフスブルクも大儀見が起点となって攻撃を仕掛けるが得点は奪えなかった。

 結局試合は1-1の引き分けに終わり、他会場で勝利したバイエルンFが最終節で逆転優勝。39年ぶり2度目のブンデスリーガ制覇となり、男女アベック制覇を達成した。

 なお岩渕は先発で72分まで出場している。

 主な上位の最終順位は以下の通り。

1. バイエルン・ミュンヘン・フラウエン(岩渕真奈所属)
2. ヴォルフスブルク・フラウエン(大儀見優季所属)
3. 1.FFCフランクフルト(安藤梢所属)
4. トゥルビネ・ポツダム(永里亜紗乃所属)

【了】

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