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本田4戦連続先発も“ミランキラー”ベラルディのハットトリックに撃沈

text by 編集部 photo by Getty Images

本田4戦連続先発も“ミランキラー”ベラルディのハットトリックに撃沈
ハットトリックを決めたドメニコ・ベラルディ【写真:Getty Images】

【サッスオーロ 3-2 ミラン セリエA 第36節】

 イタリア・セリエA第36節が現地時間17日に行われ、日本代表FW本田圭佑が所属するミランはアウェイでサッスオーロと対戦した。

 本田は4試合連続で先発出場を果たし、右ウイングとして起用される。対するサッスオーロはドメニコ・ベラルディ、シモーネ・ザザ、ニコラ・サンソーネの3トップを形成。ベラルディは昨季ミラン相手に4得点を決めた“ミランキラー”だ。

 試合開始後13分、サッスオーロに先制点が生まれる。FWドメニコ・ベラルディのミドルシュートを放つと、これGKディエゴ・ロペスがファンブル。ゴールライン上でギリギリ防いだかと思われたが、主審はゴールの判定を下した。

 その後もサッスオーロペースが続くと31分、ベラルディがこの日2点目のゴールを決める。右サイドをスピードで抜けだすと、ロペスとの1対1を冷静に制した

 それでもミランは直後に反撃する。33分、ジャコモ・ボナベントゥーラがゴール右をドリブルで突破すると、GKの意表をつくトーキックを沈めた。

 後半に入り、インザーギ監督はDFイグナツィオ・アバーテに替えてMFスソを投入。スソをトップ下とする4-2-3-1を展開する。

 51分インザーギ監督の采配が的中。ついにミランが同点に追いつく。ショートコーナーからスソがクロスをあげると、アレックスがヘディングでゴールに沈めた。

 波に乗るミランだが、57分に10人となってしまう。ボナベントゥーラがハンドで2枚目のイエローカードで退場となる。

 70分にはサッスオーロにビッグチャンス。ベラルディが抜け出しGKと1対1となるも、これはGKロペスが素晴らしいブロックをみせた。直後の71分にはカウンターから本田がエリア内で倒れる。しかし、これはシミュレーションを取られた。

 すると78分、サッスオーロが勝ち越しに成功する。ベラルディがミランキラーぶりをみせつけ、ハットトリックに成功した。

 試合はそのまま3-2で終了。ミランは昨シーズンにも4得点を決められたベラルディのハットトリックに沈んだ。

【得点者】
13分 1-0 ベラルディ(サッスオーロ)
31分 2-0 ベラルディ(サッスオーロ)
32分 2-1 ボナベントゥーラ(ミラン)
51分 2-2 アレックス(ミラン)
78分 3-2 ベラルディ(サッスオーロ)

【了】

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