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ヴェンゲル、マンU戦ドローで3位確保に前進も「優勝したかった」

text by 編集部 photo by Getty Images

ヴェンゲル、マンU戦ドローで3位確保に前進も「優勝したかった」
アーセナルを率いるヴェンゲル監督【写真:Getty Images】

 イングランド・プレミアリーグ第37節が17日に行われ、アーセナルはアウェイでマンチェスター・ユナイテッドと対戦した。

 アーセナルは、前半のうちに先制を許し、前線から積極的にプレッシングをかけてくるユナイテッドに苦戦。しかし、後半から途中出場したFWテオ・ウォルコットの放ったシュートが相手DFのオウンゴールを誘い、土壇場で1-1の引き分けに持ち込んだ。1試合未消化ながら2ポイント差を維持したアーセナルは、チャンピオンズリーグ本戦にストレートインできる3位フィニッシュをほぼ確実にした。

 英メディア『スカイ』で試合後のインタビューに答えたアーセン・ヴェンゲル監督は「ユナイテッドに順位を抜かれないことが最優先だった。こういう試合で挽回し、連敗を避けることは精神的に重要だったんだ」と結果に安堵。

 続けて、「ユナイテッドは良いスタートを切り、我々よりもいい動きをしていた。後半はうちが試合を支配したと思う。今のテオは調子が良い。今日はポジティブな影響を与えてくれた。我々が勝つチャンスもあったよ」とコメントした。

 3位でシーズンを終える可能性については「まだ決まったわけではない。10月の段階で同じ質問をされていれば、私はその順位に満足すると答えていただろう。しかし、シーズン全体を振り返れば、もちろん優勝したかった」と悔しさの残るリーグ戦だったこと強調した。

 アーセナルは20日に延期されていたサンダーランド戦を行い、最終節にウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(WBA)と対戦する。

【了】

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