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チェルシー、D・コスタの怪我再発で迫られるFW補強。ファルカオも候補に

text by 編集部 photo by Getty Images

チェルシー、D・コスタの怪我再発で迫られるFW補強。ファルカオも候補に
チェルシーに所属するFWジエゴ・コスタ【写真:Getty Images】

 チェルシーに所属するスペイン代表のFWジエゴ・コスタが、タイ・オールスターズとの親善試合に向けた練習でMFジョン・オビ・ミケルから激しいタックルを受けとことにより、負傷離脱したことを英紙『デイリー・メール』が報じている。なお、ジョゼ・モウリーニョ監督は練習後に軽度の怪我であると話した。

 D・コスタは、2-1で勝利したプレミアリーグ第31節のストーク戦でハムストリングを負傷し、そのままシーズン最終戦まで出場することはなかった。同選手は今季、リーグ戦でチームトップの20得点を挙げ、2009-10シーズン以来5季ぶり5度目の優勝に大きく貢献した。しかし、アトレティコ・マドリー時代から慢性的なハムストリングの怪我に悩まされており、来季以降は体調が万全なままシーズンを戦い切れるかどうかが疑問視されている。

 そこでチェルシーは、マンチェスター・ユナイテッドを“戦力外”となってモナコへの復帰が発表されたFWラダメル・ファルカオの獲得を検討し始めているようだ。同選手は昨夏、鳴り物入りでユナイテッドにローン移籍したが、W杯ブラジル大会前に負った怪我やルイ・ファン・ハール監督の起用法が影響し、公式戦29試合で4ゴールに終わっていた。

 ファルカオは28万5000ポンド(5400万円)と言われる週給の減額を容認し、同選手とモウリーニョ監督両名の代理人を務めるジョルジ・メンデス氏が密かに交渉を進めていることが伝えられている。もし、ファルカオがチェルシーに移籍すれば、D・コスタとはアトレティコ以来となるチームメートおよびライバルとなる。

 FWディディエ・ドログバに退団に次いでD・コスタに不安要素を抱えるチェルシーは、夏の移籍でストライカーの大型補強に乗り出す必要性がありそうだ。

【了】

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