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FIFA汚職事件、FBIが2018、2022W杯の招致も調査開始へ

text by 編集部 photo by Getty Images

FIFA汚職事件でFBIが2018、2022W杯の招致問題も調査を開始

調査対象となった2018、2022年W杯【写真:Getty Images】

 国際サッカー連盟(FIFA)の複数幹部が贈収賄や資金洗浄の疑いで逮捕された汚職事件で3日、FBIが2018年ロシア、2022年カタールW杯の招致に関しても調査に乗り出すと英紙『テレグラフ』をはじめとする各メディアが伝えている。

 すでに米メディアをはじめとする世界中のメディアでは、2010年南アフリカW杯の招致に関して政府から資金を受け取り、送金された事実を示す文書を紹介していた。

 この送金記録が一連の汚職事件の起訴の決定的根拠となったと伝えられており、今回はさらにロシア、カタール両国の招致に関してもFBIは調査の対象とすることを発表している。

 現在のところ開催は決定しているが、調査の結果次第では大きく変わる可能性がある。特にカタールは史上初の冬開催が予定されており、今後の動向が注目される。

【了】

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