水戸ホーリーホックは7日、柱谷哲二監督の解任を発表した。Jリーグではヴァンフォーレ甲府、大分トリニータに次いで今季3人目の監督交代となる。

　昨季は15位に終わり、今季は17試合を消化して22チーム中21位に沈んでいる。6日に行われた明治安田生命J2リーグ第17節のギラヴァンツ北九州戦は1－2で敗れ、7試合勝利から見放されていた。在任約4年半で55勝75敗51分を記録している。

　チームを去る柱谷監督はクラブ公式HP上でコメントを発表し、「ファン・サポーター・スポンサーの皆様には、この4年半の間応援いただきとても感謝しています。この成績に関してはすべて私の責任なので、非常に申し訳なく思っています」と謝罪。

　そして「今後一人のサポーターとして水戸ホーリーホックが飛躍することを願っていますし、皆様にも引き続き水戸ホーリーホックにご声援いただけることを願っています。4年半の間応援いただきありがとうございました」と感謝を述べている。

　柱谷監督は現在サンフレッチェ広島に所属する塩谷司の才能を早くから見抜くなど、選手育成で手腕を発揮したが、毎年チームの陣容が大きく変わる中で崩れた状況から立て直すことができなかった。

　なお、後任が決定するまでは暫定的に西ヶ谷隆之ヘッドコーチが指揮を執ることも発表されている。

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