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ケイン、マンU移籍報道も残留強調「トッテナムもビッグクラブ」

text by 編集部 photo by Getty Images

ケイン、マンU移籍報道も残留を強調「トッテナムもビッグクラブ」
イングランド代表のFWケイン【写真:Getty Images】

 トッテナムに所属するイングランド代表のFWハリー・ケインが、マンチェスター・ユナイテッドからの興味に対して感謝の気持ちを示しつつも今夏の移籍ではチームを離れる意思がないことを強調した。

 2014-15シーズンにチャンピオンズリーグ出場圏内の4位に終わったユナイテッドは、不振だったFWロビン・ファン・ペルシーやFWラダメル・ファルカオに代わるストライカーを探している。そのため、今季のプレミアリーグで得点ランキング2位の21ゴールを記録し、イングランドサッカー選手協会(PFA)による最優秀若手選手賞を受賞したケインを、移籍金4000万ポンド(約78億円)で獲得する意向があることが報じられた。

 しかし、英メディア『スカイ』のインタビューで移籍の件について尋ねられたケインは、「もちろん、『スカイ・スポーツ』で観たから知っているよ。関心をもってくれていること以外は何も分からない。ただ、他クラブが自分を評価してくれていることは嬉しいね」とコメント。

 続けて、「トッテナムで幸せだし、ここで将来を歩んでいきたい。それにスパーズもビッグクラブだ。僕はここでフットボールを楽しめているよ。来シーズンもホワイト・ハート・レーンでプレーすることを心待ちにしている」と、残留を明言した。

 ユナイテッドはケインの他にもナポリのFWゴンサロ・イグアイン、パリ・サンジェルマンのFWエディンソン・カバーニ、レアル・マドリーのFWカリム・ベンゼマらに関心を示しているが、今夏の移籍市場で実績のあるストライカーを確保することができるだろうか。

【了】

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