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バイエルン、ドルトムントから医療部門責任者を“引き抜き”

text by 編集部 photo by Getty Images

バイエルン、ドルトムントから医療部門責任者を“引き抜き”
アンドレアス・シュルムベルガー氏【写真:Getty Images】

 ドイツ・ブンデスリーガのバエルン・ミュンヘンは25日、健康・フィットネス部門の強化のため、スポーツ学の博士号を持つアンドレアス・シュルムベルガー氏(48)がクラブのリハビリ・予防医学チームの責任者に就任することを発表した。
 
 ニュルンベルクなどのユースで勤めてきたシュルムベルガー氏は、2011年からドルトムントのチームドクターとして4年間アスレチック部門の責任者を担当。しかし、盟友ユルゲン・クロップ監督がドルトムントを退団すると同時に、7月1日からバイエルンのリハビリ・予防医学チームの責任者として働くことを決断した。

 バイエルン代表取締役社長代行のヤン=クリスティアン・ドレーゼン氏は、クラブの公式サイトを通じ、「Dr. シュルムベルガーという名高い専門家を迎えることができ、大変嬉しく思う」とコメント。同クラブはドイツ代表のMFマリオ・ゲッツェとポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキに続き、ドルトムントの中心人物を3年連続で引き抜いた格好となった。

 なお、バイエルンは今季、主力選手に負傷者が続出したことでチームを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督と医療スタッフの関係が悪化。その結果、長年チームドクターを務めてきたハンス=ヴィルヘルム・ミュラー・ヴォールファールト氏と理学療法士のフレディ・ビンダー氏が退任し、クラブは医療部門を管轄する優秀なリーダーを探していた。

【了】

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