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チリ連盟、ウルグアイ代表7選手の処分求める声明を発表

text by 編集部 photo by Getty Images

チリ連盟、ウルグアイ代表7選手の処分求める声明を発表
判定に納得いかず副審に詰め寄るヒメネス、ゴディン、フシーレ(左から)【写真:Getty Images】

 チリサッカー連盟は26日、コパ・アメリカを管轄する南米サッカー連盟(CONMEBOL)の懲罰委員会に対し、ウルグアイ代表の複数選手の処分を求める訴えを起こしたと発表した。

 今回の訴えで名前を挙げられたのは、ウルグアイ代表のFWエディンソン・カバーニ、DFディエゴ・ゴディン、GKフェルナンド・ムスレラ、DFホセ・マリア・ヒメネス、DFホルヘ・フシーレ、MFアルバロ・ゴンザレス、そしてFWクリスティアン・ストゥアニの7人だ。

 チリ連盟は24日のコパ・アメリカ準々決勝で、ウルグアイの選手たちが観客を挑発し、審判とチリの選手たちに対して侮辱行為と暴力をはたらいたと主張している。試合はチリが勝利したものの、DFゴンサロ・ハラがカバーニの局部に指を食い込ませて挑発し、振り払われた際に大げさに倒れて相手の退場を誘ったとして物議を醸していた。

 なお、ウルグアイサッカー協会は26日にカバーニの退場が不当だとし、CONMEBOLに対してハラの処分を求めていくことを明らかにしている。

 ひとつのプレーから両国の対立は泥沼化の様相を見せ始めている。この騒動はいつまで続くのか、CONMEBOLの対応に注目が集まる。

【了】

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