フットボールチャンネル

女子W杯決勝、米副大統領は現地応援決定。FIFAのブラッター会長は参加見送り

text by 編集部 photo by Getty Images

女子W杯決勝、米副大統領は現地応援決定。FIFAのブラッター会長は参加見送り
バイデン米副大統領【写真:Getty Images】

 現地5日に行われるカナダ女子ワールドカップ決勝の米国代表対なでしこジャパンの試合に、アメリカ合衆国のジョー・バイデン副大統領夫妻が母国の応援に駆けつけることが分かった。

 両国は、2011年W杯と2012年ロンドン五輪に続き、主要国際タイトルで3大会連続の決勝を戦う。米国は五輪で金メダルを獲得したものの、W杯では日本にPK戦の末敗れ、準優勝に終わっていた。なお、同国は1999年母国開催のW杯で見事優勝を果たし、スタジアムを訪れていたビル・クリントン大統領(当時)がロッカールームで選手を激励したことも話題となった。

 学生時代にアメリカンフットボールの選手だったバイデン副大統領は「女子W杯決勝に参加するできることを誇りに思う。米国代表の選手たちは世界中の人々、特にスポーツの力で人生を変えることができる考える少女や若いアスリートたちに刺激を与えてきた。このチームはプライドや団結力の源である。彼女たちが世界の大舞台で国を代表する姿を見るのが待ち切れない。W杯のトロフィーを米国に持ち帰ろう」とファンに呼び掛けた。

 また、今回の決勝にはバイデン副大統領とジル夫人とともに、カナダ駐在米国大使や政府関係者、さらに元米国代表MFのコビ・ジョーンズ氏や元女子代表レジェンドのミア・ハム氏らも同行。なお、汚職事件が明るみになった国際サッカー連盟(FIFA)のゼップ・ブラッター会長は、1998年の初当選以降4大会連続で表彰式に出席していたが、今大会は“個人的な理由”で参加を見送ることを公表している。

【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top