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日本代表 9年前

世界の“なでしこ”たち、女子サッカーが男子サッカーの成績を上回る国々

サッカーは世界中に競技人口がおり、FIFAワールドカップやUEFAチャンピオンズリーグの熱狂ぶりから「スポーツの王様」と呼ばれることもある。また、男子サッカーだけでなく、女子サッカーも日増しに発展しており、現在、カナダで開催中の女子ワールドカップには、各大陸から代表チームが出場し、熱戦を繰り広げている。今回は、女子サッカーが男子サッカーの成績を上回っている国々を紹介する。

text by ベトナムフットボールダイジェスト photo by Getty Images

女子サッカーが男子サッカーを上回る国

世界の“なでしこ”たち、女子サッカーが男子サッカーの成績を上回る国々
なでしこジャパン【写真:Getty Images】

 サッカーは世界中に競技人口がおり、FIFAワールドカップやUEFAチャンピオンズリーグの熱狂ぶりから「スポーツの王様」と呼ばれることもある。また、男子サッカーだけでなく、女子サッカーも日増しに発展しており、現在、カナダで開催中の女子ワールドカップには、各大陸から代表チームが出場し、熱戦を繰り広げている。今回は、女子サッカーが男子サッカーの成績を上回っている国々を紹介する。

アメリカ
 女子ワールドカップには全7大会連続出場。女子サッカー界における「サッカー王国」と言えば、間違いなくアメリカである。男子代表は中堅国という位置づけだが、女子代表は、1991年にワールドカップの初代王者となったのをきっかけに、女子サッカーが人気スポーツとして定着。1999年大会でも優勝、2011年大会では準優勝。過去の大会でも必ずベスト4に進出しており、安定した強さを誇る。

ノルウェー
 女子サッカーの盛んな北欧の強豪で、女子ワールドカップには全7大会連続出場。男子代表はヨーロッパの中堅国で、ワールドカップやEUROの出場権を逃すことも多い。女子ワールドカップでは、優勝1回(1995)、準優勝1回(1991)。近年は、やや力が落ちたとの声もあるが、それでも欧州5強の力を持っている。

中国
 世界最大の人口を誇るアジアの大国で、急速な経済成長により、GDPでは世界2位の経済大国となった。男子の国内リーグは豊富な資金力を武器に大物外国人を獲得して話題を集めているが、男子代表のワールドカップ出場は2002年の1回のみ。一方、女子代表はワールドカップに6回出場し、1999年には準優勝に輝いている。女子代表のニックネームは「鋼鉄のバラ」。

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