明治安田生命J1リーグ2ndステージ開幕戦が11日に行われ、名古屋グランパスは湘南ベルマーレに1-2で敗れた。

　DF大武峻は、クロスボールに走りこんできた湘南のFW高山薫を捕まえきれず、相手に2点目を与えてしまった。この場面について「あれは俺のマークなので、俺の責任です」と悔しさを滲ませた。

　湘南に押し込まれる場面が多く、チームとして耐えきることができなかった。「0点に抑えられていければ良かったんですけど、悪い時間帯で失点してしまうとこういう結果になってしまう」と、この日の敗因を述べた。

　今季3試合目の出場だが、東アジアカップに臨む日本代表の予備登録メンバーに選出された。

「とにかく今は代表じゃなくてチームで結果を残せるようにやっていかないといけない。今日みたいな試合をやっているようじゃ代表には入れないと思うので、もっともっとレベルアップしていかないといけない」

　サプライズ選出にも浮かれることなく、大武は現実を見つめている。まずは名古屋でレギュラーに定着することが代表への近道となるだろう。

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