マンチェスター・シティとの親善試合を控えたベトナム代表の三浦俊也監督が前日記者会見に臨み、「勝利は難しいが、ゴールを奪いたい」と試合に向けた意気込みを語った。

　三浦監督は、「世界トップクラブであるマンチェスター・シティとの対戦を選手同様、非常に楽しみにしている。実力差があるので、どんな戦術を用いてもベトナムがサプライズを起こすのは難しいだろうが、選手には自信を持ってプレーしてサポーターのために何とかゴールを捧げたい」と述べた。

　また、ベトナム代表FWレ・コン・ビンは、「世界トップクラスのGKジョー・ハートからゴールを奪うのは至難の業だが、明日の試合ではベストを尽くすことだけを考え、サポーターをがっかりさせないようにしたい」とコメントした。

　一方、シティのマヌエル・ペジェグリーニ監督は、「マンチェスター・シティは世界中の選手に門戸を開いている。現在、クラブはセンターバックが手薄のため、もし明日の試合でベトナム代表の選手が良いプレーを見せたら、獲得も検討する」と語った。

　なお、ベトナム代表とシティの親善試合は、ハノイ市ミーディン国立競技場で7月27日に対戦する。

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