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J2愛媛、U18MF小木曽がフライブルク短期留学へ。ドイツ2部の育成名門

text by 編集部

J2愛媛、U18MF小木曽がフライブルク短期留学へ。ドイツ2部の育成名門
愛媛U-18に所属する小木曽春樹がドイツ2部フライブルクへ短期留学(画像は愛媛FC公式ホームページより)

 J2の愛媛FCは27日、愛媛U-18に所属するMF小木曽春樹(18)が、ドイツ2部フライブルクへ8月4日から12日まで短期留学すると発表した。アカデミー強化育成部ダイレクターを兼任する同チームの青野大介監督(35)も同行する。

 愛媛は、2008年10月にフライブルクとフレンドシップ協定を締結。愛媛アカデミーからポテンシャルの高い選手を選抜し、国際経験を積む機会とその後の取り組みに対して刺激を与える機会を設けている。また、同アカデミーコーチを派遣することで世界との差異を把握し、選手育成のシステムに還元することを目指している。

 1904年創設のフライブルクは、1991年にプロ監督及びプロ選手としての経験も無かった元浦和指揮官のファルカー・フィンケ監督を招聘。1995年のボスマン判決以降は金銭的に恵まれていないチームを育成主体に構造改革し、ドイツを代表する模範的なクラブへ成長させた。現在は名伯楽クリスティアン・シュトライヒ監督の下でクラブ伝統のシュートパス主体のポゼッションサッカーを実践しているが、2014/15シーズンは17位に終わり、6シーズン連続となる1部残留には至らなかった。

【了】

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