セットプレーをバルサの武器にしたルイス・エンリケ
――ポゼッションスタイルを最強の一本槍としてきたバルサも、勝ち続けるためには多様性を獲得しなければならないと？
ルイス・エンリケの監督はバルサの戦い方に幅をもたらした【写真：Getty Images】
X もちろん、自分たちのスタイルには忠実であるべきだ。でもフットボールに存在するすべての手段の中から、チームに必要なものは取り入れいくべきだと思う。カウンターのほか、セットプレーなどもそうだね。ルイス・エンリケが監督に就任してからはセットプレー戦術も強みとなっているし、彼はバルサがより進化するために最善の策を講じているよ。
――新たな手段を取り入れたとしても、やはりメッシは必要不可欠な存在でしょうか？
X 間違いなくね。自チームに歴史上最高の選手がいるならば、事はより簡単に運ぶ。レオは違う惑星からやってきた異星人に違いない。
そのことは試合だけでなく、練習でも表れている。彼は練習で見せるプレーだって凄まじく、チームメートもそれに触発されて、さらなる向上心を手にしている。（全文は『欧州フットボール批評03』でお楽しみください）
