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本田圭佑 9年前

本田圭佑、『トップ下』で開幕戦へ。初戦は強敵ビオラ、試されるミランの力量

現地時間23日、ミランはセリエA開幕戦でフィオレンティーナと対戦する。日本代表FW本田圭佑は、コッパ・イタリアのペルージャ戦ではトップ下で1得点1アシストと結果を残し、シニシャ・ミハイロビッチ監督の信頼を掴んだ。これまでミランでトップ下として起用されることが少なかった本田だが、開幕戦は『トップ下』として迎えることとなりそうた。

text by 神尾光臣 photo by Getty Images

コッパ・イタリアではトップ下で結果を出した本田

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コッパ・イタリアで1G1Aの結果を残し、監督の信頼を得た本田圭佑【写真:Getty Images】

 23日、セリエA開幕戦でミランはフィオレンティーナと対戦する。直前の17日、コッパ・イタリア3回戦ペルージャ戦で1G1Aと結果を出した本田圭佑は、先発出場が濃厚だとみられている。

「選手たちはこの1ヶ月、私の言うことを聞いてくれて実行してくれた。高い位置から即座にボールを奪取すること、前線への攻め上がり、そしてボールポゼッションと、確かにチームは変化してきた」

 22日の前日会見で、シニシャ・ミハイロビッチ監督はチームの出来に確かな自信を見せていた。そしてその中で本田は、トップ下という1ピースとして信頼を貰っている。

 前線からプレスを掛け、守勢に回れば中央やサイドもフォローに走り、中盤をコンパクトに保つ。例えばジャコモ・ボナベントゥーラやアンドレア・ベルトラッチがポジションをブレイクして前にプレスをかけた際、本田がスライドをしてバランスを取るシーンが今までの練習試合では見られた。

 そして攻撃に転じた時は、スペースへと動きつつ互いの距離感の近さを利してパスをつなぐ。そうした流れを演出しつつ、ペルージャ戦では実際に点にも絡んだ。試合開始から30分間で5本ものシュートを放ったことも、地元メディアには地味ながら評価を受けていた。

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