日本代表FW本田圭佑と同代表DF長友佑都のセリエAが今季も開幕を迎える。ミラノの両雄に所属する同選手だが、初戦の迎え方は対照的なものとなりそうだ。

　ミランの「10番」を背負う本田は、現地紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』による予想布陣でトップ下で先発出場とみられている。プレシーズンマッチこそ調子が上がらずイタリアメディアに批判されていた本田だったが、シニシャ・ミハイロビッチ監督の信頼は厚い。

　一方で、長友はベンチスタートとなっている。未だ去就が不透明な同選手だが、ロベルト・マンチーニ監督の評価は低くサイドバックのバックアッパーという立ち位置だ。同指揮官はディフェンダーのフィジカル能力を重視していることで、身長に難がある長友は苦しい状況を強いられている。

　本田にとっては3年目、長友にとっては6年目となるミランとインテルでの開幕戦。果たして、両者にとって2015/2016シーズンはどのような一年となるのだろうか。

　イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によるミランとインテルの予想布陣は以下。

【ミラン（対フィオレンティーナ）4-3-1-2】
GK：D・ロペス
DF：デ・シリオ、エリー、ロマニョーリ、アントネッリ
MF：ベルトラッチ、デヨング、ボナベントゥーラ
MF：本田
FW：バッカ、L・アドリアーノ

【インテル（対アタランタ）4-3-1-2】
GK：ハンダノビッチ
DF：サントン、ミランダ、ムリージョ、J・ジェズス
MF：ニュクリ、メデル、コンドグビア
MF：ブロゾビッチ
FW：イカルディ、ヨベティッチ

【了】