「黄金世代」は『サカつくシュート！』でも息がぴったり!?

「ぼくはサッカーゲームをあまりやらないんですよ（笑）」という稲本潤一選手と、「あまりサッカーゲームで自分の能力値は見ないですね。そういうの気にしないです」という小野伸二選手。非ゲーマーとゲーマーという対照的な組み合わせの2人だが、ともに『サカつくシュート！』を始めると、その息はぴったりだった！

　選手同士を掛け合わせて強化できるシステムもすぐに理解。じょじょに本作に興味がわいていく。

　フォーメーションはどうしますか？　とたずねられた小野選手は「ぼくは基本的に3-5-2ですね」と解答。当時の「フラット3」を想起させるお答えに取材班も一気に盛り上がる。理由を聞いてみると、中盤でのボール支配を念頭に置いているようだ。

　対して稲本選手は最終ラインの両脇にできるスペースが気になるようだ。「うしろを4にするかな～。4-3-3ですかね。現代サッカー的な感じで」。これには小野選手も相づちを打つ。「確かにいまやるなら、ぼくも4にするかもしれない。結局サイドが下がって5とかになっちゃう。だったら最初から4にしてスペースを埋めておいたほうがいいのかな。4-2-3-1とか」。5バックになると5-3-2で中盤が薄くなる、かといって5-4-1にすると前線が薄くなる形になる。今回は全体のバランスを考え、4バックのほうがやりやすいと2人は結論づけた。

　熱いフォーメーション談議のあとに、早速4-3-3のフォーメーションでキックオフ。小野選手はリアルタイムでの戦術指示に「難しいな」と、一瞬迷いつつも「中央突破でいいんじゃないかな」と即断。正攻法で攻めに出た。

　シュートボタンとプレスボタンの効き具合をまずは把握すると、相手ボールになってからのボール奪取、そこからのタテに速い攻めを企むという攻撃のイメージを確認。「近くなったらシュートボタン」と、小野選手は口に出しながら選手にシュートを撃たせる。

　稲本選手も「これ左サイドにすると左になるんですね」と、戦術を右サイド、左サイドと変更しながら効き目を実感。かなりシステムを呑み込めてきたようだ。

「下げるな！　下げるな！　シュート！　シュート！」

　もはや小野選手のつぶやきが試合中の指示に近くなっている。フィニッシュが相手に弾かれると「これコーナー！」と稲本選手が声を荒げる。コーナーキックのこぼれに対してシュートボタンを連打すると、なんと超激レア選手「稲本潤一」が強烈なミドルシュートを突き刺した!!

小野　「オーレ！　やるねぇ！」

稲本　「ディフェンス崩壊してるよ。うぉーい！」

　先制後、稲本選手にプレイヤー交代。相手ボールのキックオフにも、一気にプレスをかけるなど、ふたりは2点目を獲る気でいっぱいだ。

稲本　「はい獲った～」

小野　「これ撃っちゃえよ。ペナルティエリア付近に来てから撃つといいんじゃない。おっ、パーフェクトフィード！」

稲本　「いいリズムだよ！　絶対入ったこれ。キーパー抜け！」

小野　「やったぁ!!」

　黄金世代コンビの初『サカつくシュート！』は3-0と圧勝。ふたりはがっちりと握手を交わした。サッカー界を牽引してきたふたりのリアルな融合に現実の小野選手、稲本選手も大興奮。リアルタイムの操作性は、勝ちにこだわるプロアスリートをも虜にするのかもしれない。

　超激レア選手「小野伸二」「稲本潤一」には、大好きなサッカーに対してガムシャラに走り続けてきたふたりの魂がこめられている。彼らを獲得して最強の中盤づくりに乗り出そう！

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