6.中島翔哉（FC東京）

　リオデジャネイロ五輪出場を目指すU-22日本代表の10番でありながら、所属するFC東京では満足に出番を得られていない中島翔哉。

　FC東京での出場機会は基本的に途中投入となる。ベンチで90分を終えることも、メンバーに入れないこともある。それでも、ピッチに立った時に放つ、何かやってやろうというオーラは薄れていない。

　前節の湘南ベルマーレ戦では、後半頭から出場。1-2と勝ち越されて迎えた62分には、太田宏介のクロスに走り込みアウトサイドでコースを変えるシュートを放った。これは相手GKに阻まれたが、隙を逃さずポイントへ侵入することはできた。一方で、相手の守備に行く手を阻まれ、能力をフルに発揮できなかったのも事実。

　浦和レッズとの大一番に出場できるかは、今週の練習でどれだけアピールできるかにかかる。リオ五輪出場、さらに本大会で結果を残すためにも、クラブでの活躍が中島には求められる。

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