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PR記事 8年前

25年以上の歴史を誇る「サッカーの次に面白いゲーム」のお話

イタリアで絶大な人気を誇るリアルサッカーゲーム「ファンタカルチョ」。その日本版を手掛けるダビデ・ウッケッドゥ氏がセリエAの注目ポイントを解説する。

シリーズ:ファンタカルチョ text by ダビデ・ウッケッドゥ photo by Getty Images

マラドーナ時代に誕生したゲーム

25年以上の歴史を誇る「サッカーの次に面白いゲーム」とは?
1989/1990セリエAを制したマラドーナ率いるナポリ【写真:Getty Images】

 皆さん、こんにちは。前回のコラムに続き、本日は「ファンタカルチョの歴史」についてお話したいと思います。

 ファンタカルチョは1990年に誕生しました。発明者のリッカルド・アルビーニはアメリカで人気だったファンタジーベースボールをみて、このゲームを考えたそうです。(ちなみにリッカルド・アルビーニはイタリア国内のビデオゲームの発明者でもあります)

 インターネットがなかった頃は、友人同士が実際に集まって楽しんだものです。選手のリスト、紙、ペンを用意し、一人一人が選手に対してオークションを行いました。参加者の数にもよりますが、この作業は1日かかりました。

 セリエAの試合が始まる前に各ファンタカルチョチームのスタメンが発表されて、すべての試合が終わってから担当だった人は新聞を買い、各チームの計算をしました。インターネットのない時代は計算が大変でしたので、毎週計算担当が変わる仕組みでした。

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