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バルサ、ベンゼマの逮捕を“予見”していた? 過去に身辺調査で獲得断念か

text by 編集部 photo by Getty Images

バルサ、ベンゼマの逮捕を“予見”していた? 過去に身辺調査で獲得断念か
バルセロナが獲得を断念したカリム・ベンゼマ【写真:Getty Images】

 ヴァルビュエナ恐喝容疑で訴えられているレアル・マドリーのFWカリム・ベンゼマだが、バルセロナはこの事件を“予見”していたのかもしれない。9日付け『アス』が報じた。

 バルセロナは2008年4月の段階でベンゼマの獲得について、当時所属していたフランスのオリンピック・リヨンと合意に達していたとのこと。しかし、バルセロナ上層部はベンゼマのピッチ外の身辺に問題があり、将来的にクラブに問題を引き起こす原因になりうるとして獲得を断念する決断を下していたようだ。

 移籍オペレーションはベンゼマのサインを残すだけという段階だったようだが、ベンゼマのバルサ移籍は実現せず、2009年にレアル・マドリーが獲得した。

 ベンゼマはマドリー移籍後、同クラブで289試合に出場し141ゴール86アシストを記録。数々のゴールを奪いチームに貢献してきた。しかしながら、買春やスピード違反など度重なる問題を起こしており、今回もヴァルビュエナ恐喝事件の容疑者となってしまった。バルセロナの獲得断念の決断は正しかったのかもしれない。

【了】

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