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イタリアの“詩人”オカカ「ボクシングの試合のよう」。半生を振り返る

text by 編集部 photo by Getty Images

イタリアの“詩人”オカカ「ボクシングの試合のよう」。半生を振り返る
ステファノ・オカカ【写真:Getty Images】

 イタリア代表FWステファノ・オカカが自身の半生とベルギーでの生活を振り返っている。イタリアサッカー協会が10日、公式サイトに掲載した。

「僕の人生はボクシングの試合のようだ。何度も失敗して何発もパンチを食らった。でも一度としてノックアウトされたことはないよ」と、詩的な比喩表現で半生を振り返ったオカカ。ローマやサンプドリアなどを経て、現在はベルギーのアンデルレヒトに所属している。

「素晴らしい経験だ。アンデルレヒトは若い選手を信頼していて、僕に重要な試合でプレーする機会を与えてくれる。イタリアにいた頃よりも実りある時間を過ごしているけど、僕の攻撃性は変わっていないよ」と、ベルギーの環境について高い評価を下している。

「ベルギーでは若手選手に多くの注目が集まる。彼らのうちの何人かは既にリーグ優勝を2度も経験している。それでいてまだ20歳なんだ! 全体的にプレッシャーは強くなくて、若い才能が成長の時を持つことができる。彼らは素晴らしいメンタリティを持っているよ」

 イタリア代表は日本時間14日早朝にベルギー代表と国際親善試合を行う。1年前に行われた国際親善試合のアルバニア代表戦で代表デビューを果たし、その試合で代表初ゴールもマークしたオカカ。果たして彼はブリュッセルでFIFAランキング1位の“世界最強国”を相手にゴールを挙げることはできるのか。

【了】

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