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仏代表デシャン監督、テロ事件にショックも…「世界中からの応援メッセージに感謝」

text by 編集部 photo by Getty Images

仏代表監督、テロ事件受けショックも「世界中からの応援メッセージに感謝」
テロ事件について言及するデシャン監督【写真:Getty Images】

 フランス代表を率いるディディエ・デシャン監督が、パリで起きたテロ事件について言及した。16日に英紙『デイリー・メール』が報じている。

 13日にフランス代表はドイツ代表とパリ郊外にある国立競技場スタッド・ド・フランスで親善試合を行っていた。試合中に2、3回爆発音が聞こえたが試合はそのまま続行。その後、事態を把握した関係者によって観客が一時ピッチ上に避難した。試合はフランスが2-0で勝利を収めている。

 デシャン監督はテロ事件について「我々は試合に集中していた。2、3発爆発音が聞こえたが、何が起こったのか分からなかった。何が起きているのかと思ったが、我々は試合が終わるまでスピードを落とすことはなかった」と語り、試合中に事件が起きていたものの、すぐには事態を把握してなかったことを明かした。

 一方で「パリで起きた暴虐について話すのは難しい。しかし、我々は事の重大さを認識し、多くの犠牲者やその家族、友人について深く考えている」と語り、悲痛な胸の内を明かしている。

 また、フランス国外の人々に対しては「我々は世界中から寄せられる応援メッセージにとても感謝しているよ」とコメントし、感謝の気持ちを示している。デシャン監督率いるフランス代表は17日にイングランド代表とアウェイで対戦する予定だ。

【了】

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