明治安田生命J1リーグへの昇格を目指しているアビスパ福岡には幸運の“11月23日”の法則が存在する。

　これまで2度のJ1昇格を達成した福岡だが、そのどちらも“11月23日”に昇格を決めているのだ。2005年11月23日は第42節徳島ヴォルティス戦で引き分け2位を確定させ、2010年11月23日には4位のジェフユナイテッド市原・千葉が敗れたことで3位を確定させ、それぞれ昇格を決めた。

　さらに今季は2015年と偶然にも5年周期となっている。幸運の法則を信じたくなるデータだ。現在J2リーグで7連勝中の福岡は、最終節でFC岐阜に勝利することが自動昇格の最低条件となっている。その上でジュビロ磐田が引き分けもしくは敗北すれば福岡の昇格が決定する。磐田も勝利した場合は得失点差によって自動昇格のクラブが決定する。

　「二度あることは三度ある」とはよく言ったものだが、“5年周期11月23日”の法則を福岡は呼び寄せることができるのだろうか。

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