バルセロナのFWネイマールの試合データについて、スペイン『アス』が22日付で紹介している。

　ネイマールは現在チームトップとなる12ゴールを挙げており、その数字からしてもチームへの貢献度の高さは窺える。しかしながら、ネイマールはゴールのみならず、バルサの代名詞ともいえるパスにおいても自身の高い能力を発揮しているのだ。

　記事によれば、ネイマールは21日に行われたレアル・マドリーとの“エル・クラシコ”において55本のパスを供給し、ミスパスとなったのはわずかに5本。成功率は91.1%に上り、これはリーグ最高値となっている。

　データ配信サイト『Opta』によれば、同じ試合でパス成功率90%以上を記録した選手はネイマールを含めて5人。なお、そのうちネイマールの49本を超えるパスを出していたのはアンドレス・イニエスタ（66本、成功率96%）だけである。

　また、この試合でのパス成功率91%はネイマールにとって今季最高の数字となっているが、ほかにも9月12日のアトレティコ・マドリー戦と同26日のラス・パルマス戦で88%を記録したほか、今季のリーグ戦では70%を下回ったことがない。

　これらのデータから、パスの精度が重要なバルサのサッカーにおけるネイマールの貢献度と存在感は絶大なものといえよう。ネイマールはゴールのみならず、そのパス精度にも注目だ。

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