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text by 編集部

日本のレベルは上がり続けている

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2015年シーズンは中国超級(1部)の杭州緑城足球倶楽部で指揮をとったフィリップ・トルシエ監督。杭州緑城はかつて岡田武史氏も在籍した資金の豊富なクラブだ

 中東、フランス、アフリカ、沖縄、中国――と世界を渡り歩きながらも日本サッカーについての観察を怠らないフィリップ・トルシエ監督。インタビューは日本の現状についての問答から始まった。

――日本サッカーの現状をどう捉えていますか?

トルシエ レベルが上がり続けているのは間違いない。指導者のレベルも着実に上がっている。選手もより多くの情報を得ている。

 日本が世界から注目され、敬意を払われるレベルにまで到達したのは、多くの選手が海外移籍を果たしたからだ。彼らは移籍して行った先で、それぞれが評価されている。そして日本代表は、彼らの利益に多分にあずかっている。

――もしあなたが今、再び日本代表監督を率いたら、より成熟し洗練されたフラット3を採用するのか、それともまったく違ったやり方をとりますか?

トルシエ たぶん違うことをするだろう。というのも私自身が進化し、日本の後に様々な経験を積んだ。今の私はフラット3に囚われてはいない。サッカーを3バックや4バックなどのコンセプトで限定してしまうべきではない。

 今日の私は、様々な解決策を提示できる。目的は、相手をよく分析して力関係をしっかりと把握し、選手に解決策を与えることだ。選手に自信を与えることだ。自信は言葉ではない。自信とは解決策だ。そしてそれは、練習や仕事の中で見いだせるものだ。団結の中に見いだせるものだ。

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