「Jリーグの環境は素晴らしい」「アジアでも最高」
――日本という国と人々についての印象は?
「とてもフレンドリーで礼儀正しいね。いつでも笑顔で温かい。それに選手たちはやることすべてに100%を出し切っているよ。
Jリーグの環境は素晴らしい。ピッチの質も最高だ。ちょっとしたことだけど、違いを生み出しているね。選手たちといい関係が持てれば、彼らは全力を尽くしてくれる。日本のサッカーはアジアでも最高の部類に入る。シンガポールにとっては良いお手本だね」
――好きな日本人選手、クラブはある?
「中村俊輔が好きだね。彼のフリーキックは素晴らしい。サッカーゲームでは俊輔を自分のチームに入れていたよ。本田圭佑や香川真司も好きだ。彼らはアジア人がヨーロッパに通用することを示してきた。アジアのレベルを上げている彼らは、僕たちにとっていいモチベーションになっているね。彼らから多くを受けたよ」
――言葉についてはどうかな?
「今のところは大丈夫。でも、選手たちの背番号を覚えようとしているところだ。2人のゴールキーパーとコーチたちは英語が少し話せるから、他のキーパーたちは次に何をするのかを教えてくれている」
――もし日本に来ることになったら、日本語を勉強するつもりはある?
「今こそ学ぶ必要があるだろうね。ここでプレーするかどうかは置いといて、いいステップを踏めていると思うよ。サッカー選手ならあらゆる言葉を学ぶ必要がある。どこからオファーが来るかなんて分からないからね」
――他のシンガポール人プレイヤーも日本に来れると思う?
「たくさんの良い選手がいるし、例えばサフワン(・バハルディン)のような選手は日本やその他アジアのリーグでもやっていけるよ。海外の優れたリーグに行けば、どうすれば優れたサッカー選手になれるかを学べるだろう。いつでも100%でいる必要がある。毎試合国内組の選手よりも優れた存在であるべきだ、というのはいいモチベーションだね」
【了】