フットボールチャンネル

チェーザレ・ポレンギ

イタリア、ミラノ生まれ。1994年より日本に在住。その間、1年間シンガポールにてGoal.comアジア5ヶ国のエディションを設立、管理する。その後、日本に戻りGoalJapan編集長を経て、現在はフットボールチャンネルのマネージング・エディターとして活躍。毎週水曜日JSOPORTS「FOOT!」に出演中。またスカパーにてJリーグの試合を英語で実況・解説している。Twitter:@CesarePolenghi

ユベントス、イタリア絶対王者に。主力放出の暗雲切り拓いた新しい才能【15/16シーズン査定】

2015/16シーズンも各国リーグで最終節を終え、シーズン終幕を迎えた。タイトル獲得や昨季からの巻き返しなど様々な思惑を抱えていた各クラブだが、その戦いぶりはどのようなものだったのだろうか。今回はユベントスを振り返る。(文:チェーザレ・ポレンギ)

【イタリア人の視点】バイエルンは5バックが苦手? ユーベが奇跡の逆転のためにとるべき策

今日深夜、バイエルン・ミュンヘン対ユベントスの2ndレグが行われる。初戦は2-2だったこの試合、スコアではユベントス不利だが、果たして勝機はあるのか?(文:チェーザレ・ポレンギ 取材協力:ユベントス・ジャーナル)

【イタリア人の視点】G大阪の新スタを知るための5つのトピック。欧州基準の“劇場”が日本サッカーの未来を変える

ガンバ大阪の新スタジアム、市立吹田サッカースタジアムで開催されたJ1開幕節G大阪-鹿島戦。新スタジアムで初めてとなる公式戦でG大阪は敗れてしまったが、魅力的な劇場は、日本サッカーの将来に資するものであると改めて感じさせられるものだった。

【独占】シンガポール代表GKイズワン、日本でのプレー熱望「今こそ日本語を学ぶ必要がある」

2018年ロシアW杯アジア二次予選てグループ首位に立つ日本代表だが、唯一勝利できなかったのはホームでのシンガポール代表戦だった。この試合で神懸かりセーブを連発したシンガポール代表GKイズワン・マフムドは、松本山雅FCからトライアルのオファーを受け、練習に参加した。日本でも大きな注目を集めるイズワンだが、フットボールチャンネルの独占インタビューに応え、将来的なJリーグ入りへの思いを語ってくれた。

【イタリア人の視点】再考したい人種差別問題。防がなければならない“間違えたレッテル”

浦和レッズとガンバ大阪によるJリーグチャンピオンシップ準決勝後に勃発したパトリックへの人種差別問題。昨季、“JAPANESE ONLY”という横断幕による無観客試合という処分を受けた浦和レッズが再びサポーターによる差別という問題に向き合わなければならなくなったが、サッカーファン=差別主義者というレッテルは決して貼ってはならない。

【イタリア人の視点】改めて提言したい広島のスタジアム建設。なぜ世界的PRのチャンスを無駄にするのか?

J1・2ndステージを制し、年間勝ち点1位でチャンピオンシップを迎えるサンフレッチェ広島。近年のJリーグにおいて、最も成功を収めているクラブだが、サッカー専用スタジアム建設の可能性は一向に高まらない。スタジアム建設を支持しなければ、広島市と地元スポンサー企業は非常に大きなチャンスを無駄にすることになるだろう。

【イタリア人現地取材記】マインツで感じた“おもてなし”。日本が手本にすべきブンデス5つの魅力

21年に渡って日本サッカーを見続けてきたイタリア人のチェーザレ・ポレンギが武藤嘉紀と香川真司の“日本人対決”で沸くコファス・アレーナを取材。そこにはモダンなスタジアムや真のジャーナリズムなど、日本サッカーが手本とすべき魅力的な要素が詰まっていた。

【イタリア人の視点】勇気ある本田の発言に賛同。罰金は不当、ミランは正論をクラブ経営に活かせ!

ミランの本田圭佑は、ナポリ戦後のミックスゾーンでクラブや監督、サポーターを公の場で批判した。本田の発言には賛否両論が集まり、日本だけではなくイタリアでも大きく報道されている。しかし、イタリアの社会において自らの意見を発信していくことは重要なことであると、チェーザレ・ポレンギ氏は述べている。

【イタリア人の視点】日本文化を愛する指揮官、花開くFC東京。若者に支持される“クールなチーム”へ

昨シーズンよりイタリア人のマッシモ・フィッカデンティ監督が指揮を執るFC東京。今シーズンは近年最高の成績をあげて上位に食い込んでいる。日本文化を愛する指揮官の下、若者に支持されるチームは真のビッグクラブへの道を歩み始めた。

【イタリア人の視点】東ア杯、ハリルの功罪。収穫だった新戦力の台頭と必要だった“先輩”の存在

2分け1敗に終わった東アジアカップ。結果は勝ち点2の最下位に沈んだが、武藤雄樹と遠藤航といった新戦力が台頭。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督の下で定着しつつある槙野智章もその存在感を強めた。しかし、結果も出しつつ新たな戦力を育てるためにはベテランの存在は必要だったのではないだろうか。

【イタリア人の視点】レナトの移籍はJリーグの崩壊を意味するのか? 金満国に負けないために必要なこと

川崎フロンターレは、レナトが中国の広州富力へ移籍することを発表した。現在のJリーグで最も優れたパフォーマンスを見せていた外国人選手でもあるだけに、損失は大きい。Jリーグはここから学び、改革を遂げることができるだろうか。

【イタリア人の視点】閉塞感漂うJリーグ、進化の鍵握る国際化。言葉より重要視すべきこととは?

数多くの外国人選手が在籍するJリーグ。しかし、その内訳はブラジルなど特定の国がほとんどを占めている。さらに成長させるためには国際化は必須だが、果たして何が求められるだろうか?

【イタリア人の視点】運命のCL決勝、ユーベがバルサに勝てる5つの理由

現地時間6日、いよいよ待ちに待ったチャンピオンズリーグ決勝が行われる。バルセロナは間違いなく優勝候補の筆頭だろう。彼らに挑むイタリア王者のユベントスは不利という声も聞こえる。しかし、イタリア人記者は、“ビアンコネーリ”がスペイン王者に勝てる5つのポイントを挙げている。

【イタリア人の視点】鹿島指揮官も称賛の“審判と選手のコミュニケーション”。絶えず継続し、日本のサッカー文化に

2015年シーズンが開幕し、1ヶ月が経過したJリーグ。今季は多くの審判の判定が議論を呼んでいる。日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督は審判問題に言及し、Jリーグはすぐにこれに応えた。その姿勢を鹿島のトニーニョ・セレーゾ監督も称賛している。

【イタリア人の視点】ユベントス、必然の快勝。ドルトムントをなぜ粉砕できたのか?

ユベントスは現地時間18日、チャンピオンズリーグ(CL)ベスト16・2ndレグでドルトムントと対戦した。ホームでの1stレグを2-1で先勝していたユベントスは、ベスト8進出を懸けてアウェイでの一戦に臨んだ。

ユベントス、呪われたCLの歴史。初戦勝利のドルトムント戦も重くのしかかる過去のジンクス

ユベントスは近年、イタリア国内では輝かしい実績を築いてきた同クラブだが、欧州の舞台では苦杯を嘗め続けてきた。18日のチャンピオンズリーグ(CL)ドルトムント戦2ndレグは、彼らが栄光を掴む第一歩となるだろうか。

[INTERVIEW]山岸範宏―運命の選択―

劇的な結末は驚きに満ちていた。J1昇格プレーオフは、山岸範宏を“主役”に選んだ。モンテディオ山形に正式加入した守護神に話を聞いた。

【識者の視点】ハリルホジッチとラウドルップ。2人の監督候補の特徴から読む、日本代表との適性

現在は空席となった日本代表監督の後任候補について、様々な人物の名前が報道されていることは周知の通りだ。ここで、私は2人の人物について、過去のキャリアや彼らが日本代表に与える影響をご紹介したい。

【イタリア人の視点】CLユーベ対ドルト戦を読む5つのポイント。香川はなぜベンチだったのか?

現地時間24日、チャンピオンズリーグ(CL)のベスト16の中で、日本のサッカーファンが最も注目していた試合が行われた。残念ながら香川真司の出番はなかったが、ユベントス対ドルトムントの一戦は、流石のCLのレベルの高さを我々に見せてくれた。

【イタリア人の視点】CL伝統の一戦はドルトムント有利か。国内リーグ独走のユベントスが抱える不安要素

ユベントスとドルトムントは、24日にチャンピオンズリーグ(CL)のベスト16で顔を合わせる。いずれも、イタリアとドイツが誇るビッグクラブだ。ここでは、彼らが欧州の舞台で歩んできた道のりと、試合への展望を紹介したい。

不当なガゼッタ紙のジャーナリズム――。低迷が続くミランの“スケープゴート”となった本田圭佑

ミランは15日のセリエAで格下ともいえるエンポリ相手にドローで試合を終えた。前半に幸先よく先制点を奪いながら、同点ゴールを許し、またも勝ち点3を逃した。そして、大手メディア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、日本代表の本田圭佑にまたも厳しい評価を与えた。

加熱するオフサイド論争も本質は“遠近法”にあらず。ミラン再建へ、いまこそガッリアーニと決別のとき

ミランは、ユベントスに3-1と惨敗を喫した。この試合、テベスによる先制点の場面はオフサイドの論争を呼んだ。しかし、本質は内容でも選手の質でもミランが大きく劣っていたこと。再建のためにも長く時を共にしたガッリアーニCEOと決別の道を歩むべきではないだろうか。

【識者の眼】私が代表監督に“ピクシー”を推す5つの理由。日本を熟知し、誰からも愛された男

アジアカップで5大会ぶりに準々決勝で敗退した日本代表。指揮官の八百長疑惑問題にも揺れる中、日本サッカー協会はひとつの決断を下した。

アジア杯敗退から学んだ5つの問題点。変化のない主力、解決されない積年の課題

PK戦での衝撃に敗北によって、アジア杯の前回王者・日本は多くの人々が予想したよりも早い帰国を余儀なくされた。準々決勝での敗退は、2010年から始まった日本の“野心ある低迷時代”のどん底と考えられ、オーストラリアでの4試合は、それを色濃く反映した結果となった。

セリエA前半戦ベストイレブン。23歳以下が5人、注目のニューフェイス続々! その顔ぶれは…

今季のセリエAも前半戦が終了。イタリア人ジャーナリストにして、フットボールチャンネルのマネージング・エディターを務めるチェーザレ・ポレンギがベストイレブンを選出した。

日本、3戦連続完封でGL突破【どこよりも早い採点】

1月20日、アジアカップ第3戦、日本対ヨルダンの一戦が行われ2-0で勝利した。アギーレジャパンのパフォーマンスはどうだったのだろうか。

優勝と同価値の“セルフィー”。ローマに受け継がれるクラブ愛。トッティが伝えた「重要なこと」

セリエA第18節、ローマの主将フランチェスコ・トッティはラツィオとのダービーでゴール後に“セルフィー・パフォーマンス”を披露した。一見すると無駄な時間とも思えるが、そこにはタイトル以上に重要なメッセージが込められていた。

日本代表2戦連続の完封勝利も攻撃に課題を残す【どこよりも早い採点】

1月16日、アジアカップ第2戦、日本対イラクの一戦が行われ1-0で勝利した。アギーレジャパンのパフォーマンスはどうだったのだろうか。

Jリーグに“ネクスト・フォルラン”は現れるか? 今夏契約満了となる大物外国人選手達

2015年を迎え、Jリーグは2ステージ制という新たな一歩を歩み出そうとしている。今年も各クラブが様々な補強に動いているが、去年の今頃は何といってもフォルラン来日報道が大きく取り上げられていたことが記憶に新しい。果たして今季、Jリーグに“ネクスト・フォルラン”はやって来るのだろうか。

フットボールチャンネルが選ぶ2014年ベスト30。“もう一人のフィールドプレーヤー”西川周作(2位)

2014年、J1で印象に残った選手は誰だろうか。フットボールチャンネルでは植田路生(同サイト編集長)、チェーザレ・ポレンギ(同サイトマネージングエディター)、森哲也(フットボール批評編集長)、川口昌寿(フットボールサミット編集長)、ほか編集部による投票を実施し、ベスト30を選出。2位は浦和レッズの西川周作が選ばれた。

ローマとデ・ロッシとマフィア・カピターレ。イタリアサッカーに忍び寄る新たなスキャンダルの種

イタリアサッカー界に新たなスキャンダルの可能性が浮上している。ローマのダニエレ・デ・ロッシが組織的犯罪の中心人物と友人関係にあることが明らかとなった。そして、その後のローマ戦では不可解な判定が続いていた…。

彼らが叫ぶ“WE”とは? “サンフレッズ”は地域アイデンティティーの破滅を意味するのか

またしもサンフレッチェ広島から浦和レッズへ。石原直樹の移籍が決定的となっている。浦和のラインナップを見れば、そのほとんどがかつてライバルチームでプレーしていた選手だ。地域密着を掲げるJクラブにおいてアイデンティティーの破滅を意味するのだろうか。

アッレグリのユベントスは「本物」か? 国内では圧倒もCLで暗い影。欧州での奮起が証明の鍵

コンテ監督がシーズン直前に電撃退任したユベントス。後を継いだアッレグリ監督は序盤こそ苦しんだものの、独自色を打ち出して向上。しかし、本当の強さを証明するためにはCLで奮起が求められる。

「マリオ・バロテッリ」を紐解く5つのトピックス。過剰な好奇の目、活かしきれない才能…真の人物像とは?

稀有な才能を持ちながら活かし切れず、常に好奇の目に晒され、問題児とされてきたマリオ・バロテッリ。しかし、メディアを通した姿と本来の姿は同じなのだろうか?

求められる「インテリスモ」。監督交代のインテル、マッザーリ解任の2つの理由とマンチーニに課せられた責任

長友佑都が所属するインテルが監督交代に踏み切った。ワルテル・マッザーリは14年の監督キャリアで初となる解任。後任には、かつてクラブを栄光に導いたロベルト・マンチーニが帰還した。

『キャプテン翼』は現実にあらず。“攻撃的サッカー”で4失点…日本に欠ける守備への理解。育成年代から改革を

ゴールはサッカーの醍醐味であり、得点数の多い試合は“面白い”。しかし、それは同時に守備に問題を抱えていることも事実だ。国際大会を勝ち抜くには攻撃力以上に守備力が不可欠となる。

衰退のインテルとミラン。ブーイングを浴びるマッツァーリ、会長介入に惑わされるインザーギ。共通するのは深刻な経済難

かつては世界のトップを争ったインテルとミラン。しかし、ファイナンシャル・フェアプレー導入後は衰退の一途を辿っている。ピッチ内外で混乱する現状から抜け出すために必要なこととは?

ビッグクラブなき東京都。目指すべき未来はパリにあり。スターの獲得、新国立の活用…多様化する娯楽に対抗を

世界有数の大都市でありながら、サッカーでは影の薄い東京都。かつてはミラノを、現在ではロンドンをモデルとするも成功とは程遠い状況だ。しかし、参考とすべき最高の街がある。PSGをワールドクラスにしたパリだ。

インテル名誉会長モラッティの退任に見る“終わらないカルチョーポリ”。復権への唯一の道は代表者たちの「意思統一」

マッシモ・モラッティがインテルの名誉会長を退いた。イタリアサッカー界において、強く惜しまれる存在であることは事実だが、ユベントスのアンドレ・アニェッリ会長から発せられた言葉には今なお残る険悪なムードが漂っていた。

日本代表は“守り切る”守備ができるか? イタリア人監督に聞くディフェンス文化と成熟度

日本代表は最近の3試合で9得点を奪っているが、同時に6失点を喫している。失点を振り返ってみると、そこに個人のミスが絡んでいることが少なくない。ザッケローニ監督と同じイタリア出身の二人が、日本代表のディフェンスについて語り合った。

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