診断
浦和レッズの2015シーズンのフォーメーション
補強結果診断 B
武藤はチームトップの13得点を挙げるなど大当たり。活躍し始めた頃は“じゃない方の武藤”などと呼ばれることもあったが、その高いパフォーマンスは誰もが納得するレベルだった。
一方で、加賀、橋本、高木、石原、ズラタンという即戦力クラスを獲得したわりに、フィットしたのは高木とズラタンくらい。石原の負傷は致し方ないとしても、国内随一の規模を持つクラブの補強としては、満足のいくものではなかった。
総合力診断 B+
無敗優勝を果たした1stステージのパフォーマンスはチームの総合力を示すものだった。既存戦力はもちろん、新加入選手も浦和の戦術に溶け込んでいた。トップレベルの実力を備えているのは間違いない。それでも、年間優勝を逃したことで不本意なシーズンになってしまった。これだけの選手を揃えながら頂点に立てなかった事実は重い。
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