バイエルン・ミュンヘンのMFアルトゥーロ・ビダルは、CLラウンド16の対戦相手が古巣ユベントスとなり、複雑な心境のようだ。15日、ドイツ紙『ビルト』が伝えている。

　5勝1敗、19得点3失点と圧巻の成績でグループFを首位通過したバイエルン。14日に行われたチャンピオンズリーグ（CL）決勝トーナメントの対戦カード抽選会の結果、ドイツの強豪はイタリアの名門ユベントスとの対戦が決定した。

　かつて白黒のユニフォームを着てプレーし、CL準優勝も経験したビダル。対戦相手としてのユベントスについては次のように言及した。

「強い相手だ。今季は少しトラブルを抱えているけど、多くの選手が変わったことを考えれば妥当なことだね。できればユーベとは決勝で会いたかったよ」

　一方、同じくユベントスからバイエルンに移籍してきたFWキングスレー・コマンは「こういう試合をするために僕はバイエルンへとやって来たから、（ユベントスとの一戦を）楽しみにしているよ」とコメント。

　伊独の両雄が火花を散らす一戦は、果たしてどちらに軍配が上がるのか。ホーム・アンド・アウェイ方式の初戦である1stレグは、現地時間来年2月23日にユベントス・スタジアムで行われる。

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