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レアル、CL準々決勝進出。決定機潰し続けたローマをC・ロナウドが引導を渡す

text by 編集部 photo by Getty Images

レアル・マドリーのクリスティアーノ・ロナウド
先制点を決めたC・ロナウド【写真:Getty Images】

【レアル・マドリー 2-0(4-0)ローマ CL 決勝T1回戦2ndレグ】

 チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦2ndレグが現地時間の8日に行なわれ、レアル・マドリーはホームでローマと対戦した。

 1stレグをアウェイで2-0の勝利を収めたマドリーだが、FWベンゼマが負傷して欠場を強いられる。一方、FWベイルが復帰し、先発メンバーに名を連ねた。

 FWサラー、FWエル・シャーラウィを中心にカウンターからチャンスを伺うローマは序盤に二度決定機を迎える。サラーの突破からエル・シャーラウィが落としてFWジェコが抜けだすもGKとの一対一を制すことができない。28分にはジェコのパスにサラーが抜けだすも、今度はシュートはサイドネットに外れる。

 後半にもサラーが決定的なチャンスを逃すと、57分にはフロレンツィが突破しGKとの一対一を迎える。しかし、ここはGKナバスが素晴らしいセーブをみせる。さらに直後のCKでもマノラスのシュートをブロックする。

 そして64分、その時が訪れる。ベイルと替わって投入されたL・バスケスのクロスにC・ロナウドが反応。ことごとくチャンスを潰したローマをあざ笑うかのように一発の決定機をものにする。対戦6試合で5得点と圧倒的な相性のよさをみせるローマ相手に再び先制点を決め、2戦合計勝利を決定的とする。

 続く68分には右サイドからハメスがGKスチェスニーの股を抜き勝負あり。ローマは74分にエル・シャーラウィに替えてトッティを投入。サンチャゴ・ベルナベウのマドリディスタ(マドリーファン)はスタンディングオベーションで迎える。

 そのまま試合はレアルが2-0で終了。2ndレグも制して準々決勝進出を決めた。

【ヴォルフスブルク 1-0(4-2)ヘント】

 一方、第1戦をアウェイで3-2と勝利したヴォルフスブルクはホームでヘントと対戦した。

 ホームのヴォルフスブルクがリードしていることで、試合はスローペースで進んでいく。前半をスコアレスドローで終えたヴォルフスブルクは74分にシュールレのゴールで先制。勝ち上がりに大きく近づく先制点を決める。

 最後までリードを保ったヴォルフスブルクは1-0で勝利。合計スコア4-3で準々決勝進出を決めている。

【了】

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