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フッキ弾も実らず…終盤の連続失点でゼニトがCL敗退。ベンフィカは4年ぶり8強へ

text by 編集部 photo by Getty Images

ゼニト
ゼニトはフッキが先制点を奪うもベンフィカに敗戦【写真:Getty Images】

【ゼニト 1-2(1-3)ベンフィカ CLベスト16・2ndレグ】

 ロシアのゼニトとポルトガルのベンフィカは現地時間9日、チャンピオンズリーグ(CL)ベスト16の2ndレグで対戦した。

 1stレグはベンフィカがホームで1-0の先勝を収めており、ゼニトにとってホームでの2ndレグの勝利が絶対条件だった。

 前半はスコアレスで折り返し、勝負は後半戦へ。均衡した展開が続くが、かつてJリーグでプレーしたブラジル代表ストライカーが試合を動かす。

 69分、左サイドをユーリ・ジルコフが突破してクロスを上げると、これをフッキが頭で押し込んで先制。これで合計スコア1-1のイーブンとした。

 このまま延長戦に突入するかと思われたが、ベンフィカが終盤に決勝ゴールを奪う。

 途中出場のラウール・ヒメネスが強烈なミドルシュートを放つと、一度はGKに弾かれるが、最後はニコラス・ガイタンが押し込んだ。2ndレグは同点だが、2戦合計スコアで2-1とリードを奪う。

 アウェイゴールを奪われ、あと2点が必要になったゼニトだが、後半アディショナルタイムにDFラインの連携ミスからアンデルソン・タリスカに決められ万事休す。

 ベンフィカが2勝を収め、4シーズンぶりの準々決勝に進出した。

【得点者】
69分 フッキ(ゼニト)
85分 ガイタン(ベンフィカ)
90+6分 タリスカ(ベンフィカ)

【了】

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